小保方さん問題をガキの使い「笑ってはいけない」で説明してみる

こんにちは。

STAP細胞論文不正の件、伝わらない人にどう説明すれば伝わるかをいろいろ試みます。

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(以下、ガキの使い)の年末恒例企画「笑ってはいけない」にたとえてみます。

ガキの使いの「笑ってはいけない」は、2006年末から大晦日に放送されるようになり、警察、病院、新聞社、ホテルマン、スパイ、エアポート、熱血教師、地球防衛軍と、これまで8回続いているシリーズです。(2014年現在 参考:Wikipedia 笑ってはいけないシリーズ

笑ってはいけない科学研究

科学研究の世界は、たとえるならガキの使いの「笑ってはいけない」です。

「笑ってはいけない」がルールです。笑ったらお仕置きです。

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デデーン!!(by @firefoxist) ※画像は、http://twitpic.com/815qw8 より

小保方、アウト

小保方晴子さんを筆頭著者とするSTAP細胞作製に関する論文は、「笑ってはいけない科学研究」で笑ったと指摘されました。「小保方、アウト」です。

論文の不正は、笑ったかどうかを判定するよりも簡単ではありませんが、既に笑ったことは明白になっています。

参考サイト

たとえ話でない話は「小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑」が詳しいです。論文内容に関する情報源はほぼこちらを頼っています。指摘されている数々の疑惑に対し、小保方さんサイドは何ら有効な反論ができていません。

釈明しても、アウトはアウト

小保方さんは9日の記者会見で、未熟だった、悪意のない間違いである、200回は成功している、STAP細胞はあるとか言われていました。はっきり言って、そんなことは「笑ってはいけない科学研究」に一切関係ありません。

科学研究およびその成果物である研究論文で「笑ってはいけない」、これがルールです。

無意味な言い分

「小保方、アウト」に対する小保方さんの言い分を「笑ってはいけない」に寄せて書き換えると、こうなります。

  • これまで自己流でやってきて、笑ってはいけないと知らなかった
  • 悪意のない笑いであるにもかかわらず、一方的にアウトと断定され、とても承服できない

ナンセンスです。

「笑ってはいけない科学研究」では、「笑ってはいけない」がルールです。

なぜ参加できていたかは、要検証

ただ、「笑ってはいけない」の基本的なルールも把握できていなかったのに、彼女がなぜ「笑ってはいけない」企画に参加できていたのか、そこは検証のうえ対処すべき事柄だとは思います。

この比喩では「お仕置き」が不整合

唯一このたとえが符合しないのは、「笑ってはいけない」では「アウト」のコール後、「お仕置き」としてバット状のものでお尻をぶたれたら、続けて参加できることです。

科学研究でのお仕置きは「テレビにらめっこ」方式

科学研究のルールはそうではなく、突然ガバチョ!(1982-1985)の「テレビにらめっこ」方式です。

Wikipedia 突然ガバチョ!・テレビにらめっこ より。

鶴瓶が読む視聴者から寄せられたギャグのハガキの内容を、スタジオの観客が笑わずに我慢するコーナー。

笑った観客は「指摘マン」に指摘され、その後「(略)あなた退場!」という鶴瓶の指令により、「退場マン」と呼ばれる筋肉隆々な2人のボディビルダーに担ぎ出され、スタジオから退場させられる。

査読した指摘マンに「笑った」と指摘された小保方さんは、「あなた退場」です。

私案ですが、退場後の話も過去記事に書いておきました。

「つべこべ言う」パターンは別の企画

「アウト」の判定に対して、いろいろと筋違いの理屈も駆使しつつ弁明するというのは、ガキの使いでも「笑ってはいけない」ではなく、別の企画になっています。

Wikipedia では、ダウンタウン理不尽シリーズという名前が付いていました。こんな説明です。

ダウンタウンはスペシャルゲスト(略)としてゲームに挑戦するが、ダウンタウンからのクレームでルールを捻じ曲げ、様々な理由をつけて罰ゲームを拒否する、まともにやらない、自身が優勝するようイカサマを用いる等、傍若無人な態度をとる、という設定のコント。

まとめ

会見後の報道内容からすると、小保方さんはこれから弁護士と一緒に理不尽シリーズコントをくり広げようとしています。

外野からはコントとして楽しめますが、周辺で巻き添えを食う人たちが気の毒です。

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