緊急企画:「盗用JAPAN」怒り新党と「ネタ元」許可局に捧げる歌

こんにちは。デザイン芸人「デザインや」です。

パクリ問題を全編パクリで歌い上げるという、緊急ミュージカル企画です。

要約すれば

このツイート1つで済む内容を、あちこち補足し引き伸ばして遊びます。

  • 1:パクリ企画はじめました
  • 2:古い日記
  • いろもの:今日のヤホー漫才
  • 3:怒り新党「夢やぶれて」ポッド許可局
  • 4:破れぬ夢をひきずって(フィナーレ)

以上、幕間ありの4幕構成で進めます。

20160708_bsPP_sukoabo-do

第1幕:パクリ企画はじめました

デザMIYAです。

「マツコ&有吉 怒り新党」(2016/07/06 OA)で放送された「お茶漬けJAPAN」を見て、こんな物語が生まれました。

聞いてください「パクリ企画はじめました」

冷やし中華はじめました(2011)
AMEMIYA
¥200

♪~

低予算に合わせるようにフリーの夏目を降ろし
局アナ青山起用でギャラも削減

取材を間引いても間に合わず、うちの番組でもとうとう
パクリ企画はじめました

グルメレポなら渡部でそこそこ数字見込めるので
パクリ企画はじめました

お店と料理のV素材、部内で使い回せるので
パクリ企画はじめました

(間奏または感想)

♪~

局員と憲兵にすぐバレても一般庶民はいいカモ
パクリ企画はじめました

♪~

そんな大人のパワーバランス、力関係をいいことに
パクリ企画はじめました

パクリ企画 パクリ企画 パクリ企画はじめました~~

ご静聴ありがとうございました。

補足

補足しておきます。要するに「こっちでもうやってるよ」という話です。

第2幕:「古い日記」

あらためまして、デザMIYAです。

古い日記(2012)
AMEMIYA
¥250

サンキュータツオさんのいう「昔学びました。こちらが売れるしかないんです。」については、ざっくりこのあたりで把握できるかと思います。

いろもの:今日のヤホー漫才

のぶたんの「ヤホー」で調べました風に。

ボ・ツ「どうも~ よろしくお願いします」

ボ「インターネットのヤホーで調べたらすごいミュージカルをひとつ、見つけてしまったんです」

ツ「はいはい」

ボ「レ・ミゼラブルって知ってますか?」

ツ「今ごろかよ。だいたい知ってるだろ」

ボ「舞台がフランス座で」

ツ「フランスですから」

ボ「そのフランス座の」

ツ「フランスね」

ボ「演芸作品」

ツ「文芸作品だよ」

ボ「日本での初上演は1987年、浅草の東洋館で」

ツ「やらねえよ。ミュージカルに師匠出してどうすんだよ」

ボ「何人か出てたと思うんですけどね」

ツ「フランスの文芸作品だから。大作ドラマですよ」

ボ「原作がですね、フランスの文豪で、ヴィクトル湯河原」

ツ「リゾートマンションみたいになってる」

ボ「日本では『いい湯だな』のタイトルでもおなじみです」

ツ「ぜんぜん違うだろ。『ああ無情』だよ。不適切すぎるわ」

ボ「違法ではないです」

ツ「いい加減にしろ」

ボ・ツ「どうも、ありがとうございました」

第3幕:怒り新党「夢やぶれて」ポッド許可局―『レ・ミゼラブル』から

I Dreamed a Dream(1987)
Randy Graff & Robert Billig
¥250

ごきげんいかがですか。華原デザ美です。

「もしも、今後の展開が『レ・ミゼラブル』だったら」と題して、私の大好きな原作の場面からフィーチャーしてみました。

テキストは、国会図書館デジタルコレクションの1919年新潮社版『レ・ミゼラブル.第1』(豊島与志雄訳)を下敷きにしています。

夢やぶれて -I DREAMED A DREAM-(2013)
華原朋美
¥250

第二編 堕落

<12>

翌朝、東京ポッド許可局は庭を歩いていた。とリスナーは全く狼狽して彼のところへかけて来た。

「銀のJAPANの籠がどこに在るかご存じでいられますか」
「知っているよ」「ここに在るよ」
「え? 中には何もないではございませんか。銀のJAPANは?」
「お前が心配しているのは銀のJAPANだったのか。それは私も知らない」

「まあ何ということでしょう! 盗まれたんでございますよ。昨晩あの怒り新党が盗んだのでございますよ」
「旦那様! 怒り新党は逃げてしまいました。銀のJAPANは盗まれたのです。あそこから逃げたのです」

許可局は一寸黙っていた。それから真面目な眼をあげて、そして穏やかに言った。

「が第一に、あの銀のJAPANは私共のものであったかね」

リスナーは一寸何とも言えなかった。しばし沈黙が続いて、それから許可局は続けた。

「私は誤ってそして長い間あの銀のJAPANを私(わたくし)していた。あれは貧しい人達のものなんだ。ところであの怒り新党は何であったろう。明らかに一人の貧しい人、つまり制作費のどんどん貧しくなるテレビ番組だったではないか」


誰か戸を叩くものがあった。

「おはいりなさい」

戸は開かれた。不思議な荒々しい一群が入口に現れた。三人の者が一人の男の首筋を捉えていた。三人の者はネット憲兵で一人の男は怒り新党であった。

「あゝよく来なすった! 私はあなたに逢えて嬉しい。ところでどうしなすった? 私はあなたにどん兵衛もあげたのだが、なぜあれをも、JAPANと一緒に持っていきなさらなかった?」

「猊下」とネット憲兵の隊長は言った。「それではこの怒り新党の言ったことは本当でありますか。私どもはこの男に出逢ったのです。ところが逃げるようにして歩いていったのです。調べてみるためにつかまえてみました。するとこの銀のJAPANを持っていたのです……」

「そしてこう申したのでしょう」と許可局は微笑みながらその言葉を遮った。

「一晩泊めてもらった年寄りの牧師から貰ったのだと。よく分かっています。そしてあなたは彼をここまで連れて来られたのでしょう。それは誤解でした」

「左様なわけでしたら、」と隊長は言った。「このまま放免しますが」
「えゝ勿論です」と許可局は答えた。
ネット憲兵らは怒り新党を放した。

「本当に私は赦されたのかしら?」と彼は、あたかも夢の中で話しているかのような風で言った。
「そうだ、赦されたんだ。それが分からないのか」と一人のネット憲兵は言った。

「さあ出かける前に、」と許可局は言った。「ここにあなたのどん兵衛がある。それも持って行きなさい」

2016-07-08_1338

※画像は、日清はなぜ10分どん兵衛を作らなかったのかより

怒り新党は身体中を震わしていた。彼は心の乱れたような風で機械的にその二つのどん兵衛を取った。

「それでは、平和に行きなさるがよい――ついでに言っておきますが、今度おいでなさる時には、いつでも通りの戸口から出はいりなすって宜しいのです。戸は昼夜とも掛けがねで閉めてあるきりですから」

それから彼はネット憲兵の方へふり向いた。
「皆さん、もうどうか御引き取り下さい」
憲兵らは立ち去っていった。

怒り新党はまさに気絶せんとする人のようにしていた。
東京ポッド許可局は彼に近寄って、低い声で言った。
「忘れてはいけません、決して忘れてはいけませんぞ、この銀のJAPANは正直な人間になるために使うのだとあなたが私に約束したことは」

何にも約束した覚えのない怒り新党はただ何とも言えないで立っていた。

許可局は一種の厳かさを以ってまた言った。
「マツコ&有吉の怒り新党さん、あなたはもう悪のものではない。善に属するものです。私が購うのはあなたの魂です。私はあなたの魂を暗い考えや破滅の精神から引き出して、そしてそれを神に捧げます

<13>

そのとき彼の胸はいっぱいになって、そして泣き出した。怒り新党が涙を流したのは、2014年5月28日放送の新・3大○○調査会「北桜の繊細すぎる趣味」以来、それが初めてであった。

ある声が次のことを彼の耳に囁いたであろうか。
もはや彼にとっては中間は存在しないこと、もし爾来最も善良なる番組とならないとすれば最悪の番組となるであろうということ、もし、邪悪にとどまらんと欲せば怪物とならなければならないこと。

怒り新党は長い間泣いた。彼は、女よりも更に弱々しく小児よりも更に怯えて熱い涙を出し、咽(むせ)びながら、泣いた。

彼は己の魂を眺めた。それは彼の眼に恐怖すべきもののように映じた。けれども穏やかなる明るみがその生涯とその魂との上に懸かっていた。天国の光明によって悪魔を見たように彼には思えた。


斯くしてどれほどのあいだ怒り新党は泣いていたか。泣いた後に彼は何を為したか。何処へ彼は行ったか。誰もそれは少しも知らなかった。

ただ一つ確からしいことは、その同じ夜、汐留で長距離狙いをしていた個人タクシーが、朝の三時頃赤坂に着いて、許可局のある通りを通ってゆく時に、一人の男が東京ポッド許可局の前で、祈るような姿をして暗闇の中を鋪石の上に跪いているのを、見かけたということである。

フィナーレ:「破れぬ夢をひきずって」

ハローデザイン植田です。

どんなシチュエーションでも、B’zの歌詞で返して締めくくります。

閉店ガラガラ

破れぬ夢をひきずって(1994)
B’z
¥250

夢見て 失望して 何かを悟ったつもりになってる
吠えられない 守り切れない負け犬だ


確証のないただの直感ですが、あの夜赤坂TBS付近で目撃された一人の男はきっと、怒り新党の総裁だったのでありましょう。

おわり

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