授業がワイプに助けられた瞬間を書いたらスピードワゴンの「あまーい」ネタの分析になった話―9月15日「あすなろラボ」林修さん授業感想(5)

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こんばんは。林修ナイトの時間です。

「あすなろラボ」授業の感想シリーズ、その5です。

内容はタイトルのとおりです。ワイプの話から、なぜかスピードワゴンの「あまーい」ネタの分析になりました。

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前回までのあらすじ

僕は前の記事で、ワイプの有無で分けると、ワイプの「ある」側の番組には、VTR素材が弱いか、視聴者が弱いか、その両方の傾向があるのではないかと述べました。

「あすなろラボ」はワイプがある番組ですが、林さんの授業を見る限り、これまでその存在が必要だとは思いませんでした。

しかし今回第4弾となって、授業というよりも、さながら「林修版・恋のから騒ぎ」とでも言えそうなひな壇トークに軸足が移ったところで、純粋な授業ではないゆえの素材の弱さが出てきました。

「ワイプ」に助けられた瞬間2つ

恋愛論授業では、「ワイプ」に助けられたなと思う瞬間が2つありましたので指摘します。

その1

1つめです。感想その3にも書きましたが、再掲します。

授業中、林さんが自身の奥様に言及したくだりの最後に、

「まそういうとこ僕好きなんですけどね」

と入れてきたにもかかわらず、生徒の誰もそこにからんでこなかった瞬間です。

スタジオの出演者を映すワイプ画面から、加藤浩次さん、高島彩さんの番組MC2人が、こう補いました。

加藤「のろけたねぇ。のろけたねぇ」

高島「のろけたのに流されましたね」

そのとおりです。

その2

ワイプに助けられた瞬間2つめは、スピードワゴン小沢一敬さんの恋愛相談が始まったところです。

小沢「僕は恋愛に熱くなれない。だからほんとの恋とかほんとの愛っていうのを知らない。なぜか。女は100%浮気するからです。と俺は思ってる」

ここでワイプ画面の加藤さんが、林さん含め誰にもできないこんなツッコミを入れてくれました。

加藤「なんで二枚目なんだよこいつ」

素晴らしい。

もしもこの言葉がなければ、林さんの回答を聞くまでのあいだ、なんとも表出しづらい不快感が残っていたことでしょう。

スピードワゴン小沢さんのひとりよがり

スピードワゴンの代表ネタといえば、小沢さんの放つ甘い言葉に、相方の井戸田さんが「あまーい!」と叫ぶコントです。

あま~い!
※画像は、『あま~い!』(2005)

このネタでも授業でも、小沢さんのキャラクターは「ひとりよがり」です。

番組に戻りますと、「女は100%浮気する」という小沢さんの異性観に対し、林さんは

林「要するに、付き合ってたときに小沢さんが彼女のなかで1位にいなかったんですよ」

と回答することで、彼のひとりよがりを突き崩すのですが、いかんせんタイムラグがありました。

「あまーい!」のあまーい分析

ここで再び「あまーい」コントに移ります。

甘い言葉に対して「あまーい!」と叫ぶのは、一見ツッコミのようでいて、よくよく考えると厳密な意味でのツッコミではありません。恋愛にありがちな甘い言葉というボケを増幅する役割を果たしてはいますが、身もふたもない言い方をすれば、ただの説明です。

ボケを是正し切れていないという意味では、「あまーい!」の叫びもまた、ボケだと言えます。

ですからスピードワゴンの「あまーい」コントは、笑いの構造としては完全に着地していない浮遊感が残ります。ツッコミが欠落している、そうも見ることができます。

ちょうどトリオで演じるネタを、大ボケ・小ボケの2人だけでやっているような物足りなさがあるのです。

こんな改善案

したがって、スピードワゴンの「あまーい」コントは、もう1人、ちょうど加藤さんのようなパワフルなツッコミを加えてトリオで演じると、もっと面白くなるかもしれないなと、夢想するのでした。

こちらからは以上です。

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