政府統計での定義による「会社」と「企業」の違い

こんにちは。

調べもので下の政府統計を読んでいたら、「会社」と「企業」の違いがわかりやすく書いてありましたので紹介します。

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※写真と本文は関係ありません

結論

集合として、「会社」よりも「企業」の方が大きい。

会社 < 企業 という関係。

集合論のことばで言えば、「会社」は「企業」の部分集合。

会社 ⊆ 企業 という関係。

「会社」と「企業」の違い

「用語の解説」から抜粋します。

会社とは

株式会社、有限会社、相互会社、合名会社、合資会社、合同会社及び外国の会社をいう。

外国の会社

外国において設立された法人の支店、営業所などで、会社法(平成17年法律第86号)の規定により日本で登記したものをいう。

外資系は違う

なお、外国人の経営する会社や外国の資本が経営に参加しているいわゆる外資系の会社は、外国の会社ではない。

企業等とは

事業・活動を行う法人(外国の会社を除く。)又は個人経営の事業所をいう。

具体的には、経営組織が株式会社、有限会社、相互会社、合名会社、合資会社、合同会社、会社以外の法人及び個人経営で本所と支所を含めた全体をいう。

要するにこの3つと理解しました。

  • 会社
  • 会社以外の法人
  • 個人経営の事業所

企業と等の境界を探る

文言が「企業等」となっていますので、どこまでが「企業」でどこからが「等」か、その境目を検討します。

結論を言えば、はっきりしません。

ただし

単独事業所の場合は、その事業所だけで企業としている。

とありますので、僕も企業の仲間入りです。

引用は省きますが、「事業所」の定義を読めばそう言えます。

解説:「企業」は「会社」よりも広範囲

会社は法人です。会社でない法人もあります。

よって、会社すべてと他の法人と個人を含む「企業等」の方が、「会社」よりも広い概念です。

まとめ

「企業」は「会社」よりも集合として大きいことがわかりました。「会社」全体+もろもろで構成されているからです。

「これが正解」と主張するつもりはありませんが、基準として使える定義です。

会社や企業のことで国と話すときに話がかみ合わない恐れもありますので、留意しておいて損はないと思いました。

以上、企業家ヤシロからでした。

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