【ダイジェスト】百田尚樹と対決!(3)(林修先生の今やる!ハイスクール 2013年12月13日OA)

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こんばんは。林修ナイトの時間です。

「林修先生の今やる!ハイスクール」のスペシャルのダイジェストです。(2)のつづきです。

「売れる一行目の書き方」から、ストーリー全体の作り方についての話へ移ります。

百田尚樹が教える「百田流・ベストセラー小説の作り方講座」(つづき)

林くんの質問:ストーリー全体をどうやって作る?

「今は冒頭の話うかがいましたけど、ストーリー全体はどんなふうに作られるんですか?」

百田「この『永遠の0』、これ7年前にはじめて書いたときは、ほんとわからなくて、書いてても書いてても書けない。ほんでね、どうやって書いていいかわからないなあと思って、それで僕がどうしたかというと、いろんな書きたいシーン、ストーリーの順番どうでもええ。書きたいシーンをね、とにかくワープロで書くんです。で書いて、で行き詰まったら、それをファイルにして放り込んじゃうんです。ほんでまた別の書きたいシーンがあったらそれを書くんです。でまたファイルにして放り込む。そうやってファイルが200か300たまってね、そっから編集ですわ」

百田「自分の書きたいシーン、クライマックス書きたいってなったらクライマックス書く。いろんなとこ書きたいもんを書いて、あとでそれを構成、編集したらいいんです」

百田流小説の書き方

  • 冒頭はインパクトをもたせる
  • 長文を書くときは自分の書きたいシーンから書く

3.取材力をつけよう

百田「小説っていうのは、長いですから、コントじゃないですからね、そんななかでいかにリアリティを持たすか。あこれはほんとの話だと。薄っぺらい話だったら今の読者は非常に厳しいから読んでくれません。いかに、現実的な話するか、いかにそこに情報量をたくさん入れるか、これが命なんで」

百田「とにかく僕は本を一冊書く場合はほんとに徹底して取材します。だいたい一冊本を書く前に200冊から300冊ぐらい本読みますよね」

ナレーション)なかでも取材に力を入れたのが『永遠の0』

百田「『永遠の0』に関しては、第二次世界大戦がテーマですから、時の零戦、第二次世界大戦のいろんな記録、戦記、4、500冊ぐらい読みましたね。でもねぇ、読んでるとね夢中になるんです。面白くて」

「でもいやらしい話ですけど、先生みたいにどんどんどんどん有名になればなるほど取材がやりやすくなるっていうことはないですか」

百田「あ、それありますね。ラッキーですねそれね。もう最初、誰でもそうです、最初はまあ無名ですよね。その時にはね、取材、聞きたいんですけど、今忙しいねん誰やねんあんた、いう感じでね、一生懸命お願いして、何度もお願いしても、出版社に頼んでもね、そんなんあんた自分でしてくれよてなもんでね、やってくれない。ところがね今はねさすがにねやっぱり、百田さんの本を出せば売れるっていうことなんで、出版社がね、ここ取材先やっときましたんでどうぞ。ありがたい話でね」

「これ、どんどん勝ち組がさらに勝てる構造ですね」

百田マル秘取材メモ大公開

『永遠の0』取材メモ

百田「零戦というのは、1940年にはじめて飛んだんですが、その時は世界最高の飛行機やったんです。当時の飛行機というのは、あらゆるテクノロジーの最高級やった、まだ当時はパソコンもないですからね、それを日本が、当時後進国と言われた日本が、世界最高の飛行機を作ったんです。しかし作った飛行機のその周りの環境がいかにひどかったか、当時の日本のね」

ナレーション)百田先生の取材メモにはこうあった。零戦の性能が低下した原因は赤紙!?

百田「実は零戦っていうのはすっごく難しい飛行機で、作るのが大変やったんですわ。たとえばグラマンですとね、羽根がねキャン、キャン、キャンとこんな(直線的な)羽根なんです。零戦はねきれいなカーブ、どこ取っても直線がない全部曲線というね、機体全体が美しいです。ですからそれを作るのは一流の旋盤工、5年10年のねベテラン旋盤工がきれいな羽根のカーブを作っていくんですけど、ところが戦争が激化してくると、そういう一流の旋盤工にも赤紙、徴兵で戦争に行けということですね。そうするとね、日本はねすごい平等主義あるんですよ。つまり、入ってまだ半年、旋盤の使い方もわからんいう奴も、10年以上やってもう最高、あなたは神さんみたいな名人やいうのも、平等に赤紙くるんですよ。人がいなくなるから近所の勤労中学生を集めて、中学生が見よう見まねで作ったりするんですね。そんなんで、どんどんどんどん零戦の性能が低下していくんです」

百田「そういうのが全部こう、『永遠の0』に入ってるんで、えーテレビをご覧の皆さん、もっと詳しいこと、いろんなんありますんで」

伊集院「なんで急に通販みたいな講義になった、番組変わっちゃったじゃないですか」

『モンスター』取材メモ

ナレーション)続いては、『モンスター』の取材メモから。美容整形の取材で知った、驚きの真実

百田「あと『モンスター』、これもねぇ、いろいろ勉強しましたよ。このときも実際の美容整形外科へ何軒も通って、美容整形のビフォーアフター、この写真を1000枚ぐらい見ましたね。美しさとは何かと、これ徹底して研究するとね、ほんとびっくりしました」

百田「実は人間の美しさっていうのは、美人の顔っていうのは何かというと、すべてのバランス、鼻の大きさ、目の間隔、すべて日本女性の平均点が美人なんです」

美人とは平均的な顔のこと!?

伊集院「それは、何を取材していくうちにそこにたどり着いていく?」

百田「そうですね、これは美容整形外科の方はほどんどみなさん常識やったんですけど」

伊集院「他に見たことないようなきれいな人ってことじゃない」

百田「ないんです。実はね、いちばん平均値に近いんですわ」

実際に40人の女性の写真を合成すると
(40人の平均顔)

ナレーション)このように、平均的な顔こそ、美しい女性の条件なのです

「じゃあ女性に個性的ってのは、最大の侮辱の言葉ですね」

百田「微妙な言葉ですねそれはね」

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【宣伝】同じ話をブログ記事にしています。
美人を「人並み外れた」と言うのは、統計的には間違いです(2013/08/08)

コメントのしかたとしては、反対側から「じゃあ、美人でない人には個性的と言えばいいんですね」とする方が個人的には好みです。
*/

林くんの質問:自費出版からベストセラーになる可能性は?

自費出版
本を出したい人が出版にかかる費用を全額もしくは一部負担するシステム

百田「最近実はですね、本がどんどん売れなくなってるにもかかわらず、自費出版する本がどんどん増えてるんですよ。たまに当たるんです。何千冊に一冊、どういうわけかドーンと売れるときがあるんです。有名な例が、山田悠介さんの『リアル鬼ごっこ』です。これは最初山田悠介さんが20歳ぐらいのときに、自費出版で、しかも、自分で半分お金出すという形で出して、それが、あっと気ぃついたら何十万部という大ベストセラーになってる。だからね、けっこうそういう夢もあるわけですね」

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