【東京五輪エンブレム問題】勝手に深夜の「白日」対策会議。【Tweetまとめ議事録】

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こんにちは。デザイン芸人の「デザインや」です。

もちろん、Eテレの「デザインあ」のパクリです。

この記事の目的

  1. Twitter上のリプライ交換による議事のまとめ
  2. 日本語読者への共有
  3. 自身の英語のレビュー

前回のあらすじ

誰も得しない流れになっている東京2020大会エンブレム。

あらためて述べておくと、公式エンブレムが自作の「盗用」だとして、リエージュ劇場ロゴのデザイナーであるオリビエ・ドビさんから使用中止を求められている件です。

このような不幸が現出していることが、救われないです。

なんとか前向きな解決を模索できないものかと、ベルギーにいる「グラフィックデザインの師匠」、David Crunelle(@davidcrunelle)さんに自分のアイデアを伝えて意見を求めてみました。

ここまでが前回記事【東京五輪エンブレム問題】より前向きな解決に向けて・序(2015/08/14)の流れでした。

記述スタイルの説明

ツイートはすべて英語ですので、適宜当方で日本語訳した大意を続けて記します。先頭に*を付けたものがそうです。

日本語の精度はどれも「だいたいこんな意味」ぐらいです。また、日本語文中のCrunelleさんの口調も適当です。

あと自身の英文を読み返してみて「ここはこうしたほうが良かったかな」という部分に、改善文案を加えておきます。

「東京五輪エンブレム」vs.「リエージュ劇場ロゴ」、和平への道とは?

こちらが会議サマリーです。

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議題

「東京」「リエージュ」対立軸の解消方法

どうなっていればよいか

  • ドビ氏のメンツを保つ
  • エンブレムの使用継続の理解を得る

基本的考え方

東京側から見て

  1. 使用を中止する道理はない。法的権利は侵害していない。
  2. しかし、既に「リエージュ劇場ロゴ」が存在していたのは事実。
  3. ここで相手方に、どういう形で敬意を表せばよいか?

結論

オリビエ・ドビさんをVIPとして東京2020大会に招聘する。

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SHOWHEY FLY, image from meganepark90.blog9.fc2.com(as of Dec. 08, 2009)

結論の修正:実施時期は「2016」

会議後にいろいろ調べていたら、

いや、もう2016年でよくね?

と思えてきました。2016年の方が、あれやこれやといい感じにリンクして進められそうな感触があったためです。

今後のアクション・課題

実施時期のターゲットを「2016年」として、計画の詳細を詰めていきます。

事態の進行も監督しつつ、2週間以内に当ブログ内でラフなプランを出します。

相手方との交渉よりも、最大の課題は資金調達でしょうね。

(2015/08/17追記)裁判に呼べばよくね?

さらにその後、ドビ氏側が訴状を「ベルギーの裁判所に提出」と知って、

それならその裁判、2016年に東京で開くことにして「原告」呼べばよくね?

と思えてきました。

そこらの論点を整理して「前向きな解決策」として新たに記事にしました。こちらです。

これを上述の「ラフなプラン」とします。

世界単位で読める人の数を考えて英語で書きましたが、1200ワード程度ですので、英語の得意でない方もご覧いただけると幸いです。

「お前の英文がひどいから」説ほかの原因はさておいて、試しに上の記事をGoogle翻訳を使って翻訳した結果の日本語文はひどいものでした。しかしそれ経由でも、主張のエッセンスが伝わる相手がいてもいいとは思っています。

なお同一テーマでの日本語コンテンツの投入については、今後の成り行きも見て判断します。

(2015/08/17追記 ここまで)

議事詳細【日本語訳付き】

あまり手を入れず、純粋な記録に近いものにします。

いろんな話題に飛んで、リプライも前後していますが、そのまま時間順に進めます。ログデータ的なイメージです。

なお、ツイート内容は各自の見解です。それ以上でもそれ以下でもありません。

*Davidさんどうも。ふと思ったんですけど、ドビさんってオリンピック種目だとどれがいちばん好きなんでしょうね。なんかご意見とかありますか?

*ロゴ問題の話? リエージュ側の弁護士らはきっと、いくばくかの金をむしり取ろうとして、うまいことやるんじゃないの。

*はい。東京大会のチケットでも贈ったらどうかなって思うんですよね。話し合いの方が訴訟よりもいいやり方でしょうし。

*法的手続きが始まってしまったら、既に金の話になってるってこと。きっと金で手打とうと狙ってるんだろう。

*時には金銭的和解の方が裁判より手軽にすむ。たとえ盗用・剽窃がなくても。

*ええ。盗用ではないですよね。自分の案は、前向きな解決のための選択肢になるんじゃないかなあと。

*ベルギーの裁判所に提訴したから、それはないだろう。自分の予想は「東京2020委員会がいくらか金を渡して、訴えを取り下げてもらう」。

*で、佐野氏のキャリアもおしまいと。

*チケットとか何か体験的なことでは解決しようがないという趣旨でしょうか? 弁護士らはともかく、ドビさんが金での解決を望んでいるとは思えないですが。

【修正文案】見直すと「tickets and/or some experience」の方がよさげです。

*自分もそう思うけど、知りようがないよね。この話って、日本のメディアの扱いはどんな感じなの? こっち(ブリュッセル)じゃもう誰もそんな話はしてないけど。

*talk "about" it だね。

*日本の感覚だと、カネ目当てじゃ向こうも評判を落とします。ところで、なんでベルギーの裁判所なんでしょう? IOCはスイスにあるのに

*ベルギーで裁判するほうがドビ氏に確実に有利だろうと望んでいるんだよ。利口なやり方じゃないと思うけど。

マジですか? 日本じゃほかのパクリ事案も加わってずっと持ちきりですよ。こんな感じです(記事URL)。

【修正文案】次々と出てきたパクリ事例で盛り上がっているので、複数形の「other logogate cases」がベターでした。

*面白いね。こっちじゃ話は基本終わってる。調査報道のレベルもめちゃめちゃ低い、弱小国。

*まったくです。ただしくり返しますけど、裁判は被告の所在国で開くべきでしょう。

◆むだな解説

民事裁判の管轄地は被告の住む所が基準です。

たとえば、別居して東京にいた嫁が2度めの離婚訴訟を起こせなかったのは、1回めと違い私が兵庫県在住であったため、裁判が神戸家裁で開かれることになってしまうからでした。代理人を派遣する交通費まで工面できなかったと(嫁談)。

例外まで調べきっていませんけど、国際的にも被告住所地で開くのが基本のルールであるはずです。

*裁判はドビ氏とIOCではなくて、ドビ氏と佐野氏の間で行うべきだった。その方がずっと筋が通っているでしょ。

*そっちじゃもう終わった話というのが興味深いです。まあまあ、そんな弱小の国とかおっしゃらずに。

*IOCが両者の主張を取り持って、きみの言うように移動と会場チケットの提供をドビ氏に提案すべきだね。前向きに終わらせるには最善だろう。

*いいえ。ロゴの権利は既に佐野氏から東京2020組織委員会に譲渡済みです。国内メディアによれば、ドビ氏はIOCを提訴するだろうという話です。

*IOCが権利保有者になったとはいえ、佐野氏に疑いが向けられている。もし判決で盗用とされたら、IOCは佐野氏を訴えることもできる。

*そのとおりですね。IOCが回答の書簡でドビ氏にベターな提案をしているといいんですが。彼らにどういう形で敬意を表するか、そこがポイントじゃないかと思います。

*はい。ただ今のところ、IOCは盗用では全くないと言っています。裁判になっても、判決もそうなるはずです。

【修正文案】by nowだと「今ごろは」ですね。「これまでのところ」で、so farでした。

*ドビ氏の代理人弁護士らが裁判を望んでいるか、なんだかよくわからないね(だからベルギーの裁判所へ提訴と)。金銭的な合意のみが目当てかもしれない。

◆見えてきた

ああ、この見方はなかったです。「訴える裁判所はスイスだろ。素人か」と思っていました。彼らも裁判は望んでいないのかもしれませんね。

*念のため。あくまで推測にすぎない。当たりまえだけど、彼らとまったく同じようなものの見方をしているわけではない。

*そうですね。チケットとか招待とかじゃ不十分で、要は「金しかないなぁ!」ってことなんですかね。世の中おおかたその通りですけど……

*自分は15年デザインやってるけど、自身の作品にもあのレベルで「盗用」と思われそうなものは絶対ある。

*ドビ氏には不満が残るだろうけれど、VIP待遇で東京2020大会へ招聘されるのは、名誉ある落としどころだろうね。

*ええ。ドビさんにとってもそうに違いないんですよ。あと、彼も2つのロゴで、あなたと似た分析をやってましたよ。(2:30あたり)

*そうなんです! 悪くない取引ですし、だから最初のツイートでどの競技でしょうかねと質問したんです。ドビ氏のいちばん好きな競技をを知れば、よりよいオファーが出せます。

【修正文案】tweetが自動詞と見極められたまではよかったですが、ここは「tweeted」ですね。時制が甘かったです。

*ロゴが姿を変えていくあのGIFアニメはちょっともっさいね。この2つのロゴでも同じことをやって同様の効果を出せるし。

*はい。デザイナーの方々やただのおっさんの私は「ぜんぜん違う」とわかりますが、多くの人の目には「完全に同じ」なんですよね。

*この背後にある問題とは、「同じとは何か?」です。マジ哲学的。

*近々ブログ記事アップします。あの画像に関する「盗用」vs「創造性」について、それから、実際のデザイントレンドにおけるポップカルチャーについて。

*わかりました。楽しみにして更新チェックしておきます。すみません、そろそろ寝る時間なので。いろいろご教示いただきありがとうございます。


単独レベルでは「デザイン師匠」との問答だけですごい成果なんですけど、どうせなら世の中レベルでの成果にもつなげたいところです。

おわり

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