「失敗の本質」解明のカギは「素人」にあり【東京五輪エンブレム騒動】

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こんにちは。デザイン芸人「デザインや」です。

タイトルの件、私個人では「疑惑」について決着ずみですので、今度は騒動の側を解明していきます。

結論:カギは「素人」

五輪エンブレムをめぐる騒ぎに臨むにあたって、まず解明すべきは「素人」です。

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復習:前回のあらすじ

「STAP細胞」とセットでの言及もしばしばされる「五輪エンブレム」。

実は両者は、陰陽の反転した形になっています。こういう反転です。

  • STAP細胞:疑惑の指摘後、シロの声も多くあったが、実はクロ
  • エンブレム:特に記者会見後、日に日にクロの声も高まったが、実はシロ

再現?ノーノー!「東京五輪エンブレム」と「STAP細胞」の関係は「陰陽」です。(2015/08/12)

素人がリードする世論

ポイントは、いずれのケースにおいても、聞こえてくる「声」の主は素人の集団であることです。

素人とは何か?

そこは持ち越して、次へ進めます。

吹き荒れる「素人無双」

次のような事態を、【素人無双】と名づけました。

  • 群がる素人の発する「ひと系ノイズ」が大きいために、コトの発する「声」が聞き取りづらい状態のこと。

いま、素人無双が吹き荒れています。コトの声が聞こえません。

「素人無双」に玄人沈黙

一方「擁護に回っていた業界人も次々と斃れ死屍累々」的な情報も漏れ伝わってきます。

多勢に無勢の様相をみせ、玄人の側は「そうじゃないんだけどな」と、もやもやを抱えつつ沈黙している。

だいたいそんな状態です。

公式エンブレム・失敗の本質

なんでこうなっているんでしょうか。

答えは簡単です。次の2つの面で失敗しているためです。

  1. 「ひと系」の失敗
  2. 対「素人」コミュニケーションの失敗

です。

(1)「ひと系」の失敗

まず何より、素人も玄人も、誰も彼もどいつもこいつも、大半の人が「ひと系」でこの事態に臨もうとするからです。

本件での論題は「作品」です。「作者」という「ひと系」ではありません。

多くの人が「作品」と「作者」を切り離せないまま、あれやこれやと声を上げている気がします。

「盗用ではない」と主張したい側も、ここをわかっていない人が多すぎます。擁護すべきは「作者」ではありません。「作品」です。

くり返します。本件で検討するのは「作品」です。

ですから、たとえエンブレムのデザイナーがどんな人物であろうと、たとえ佐野村河内さんに代わって新垣隆さんがゴーストでデザインしていたのであろうと、その事実によって「盗作ではない」という本件の論理が変わりはしません。

(2)対「素人」コミュニケーションの失敗

加えて、玄人の側が「素人」を相手としたコミュニケーションに失敗しているふしが見られます。

最大の当事者である佐野研二郎さんにしてからがそうでした。素人との意思の疎通に失敗し、会見でも素人の支持を十分に得られませんでした。

会見の映像や質疑応答のテキストをあらためて分析してみると、悪手が目立ちます。

佐野さんの何が「悪手」だったかを一点に集約して述べると、一般の日本語ではなく、似て非なる「日本のデザイン語」で話していたことです。

これが、一般の素人には通じていませんでしたし、むしろその独特な「日本のデザイン語」の響きが、反発を招く要因となっていた気さえします。

私もまた、デザイン芸人を自称するくせに、今回はじめて耳にして、「日本のデザイン語」の存在を知りました。

副次要因:素人議論の低レベル

加えて、素人の側の「パクリ・盗作」議論のレベルが往々にして低いことも要因にあります。

ハイレベルに、

  • 「同じ」とは何か?

を考えている形跡などほとんど見られません。

ハイレベルでいこう

というような点も含め、ハイレベルで押さえておきたいポイントをこちらにリンク集として整理しておきました。

自薦・「東京五輪エンブレム盗作問題」をハイレベルに考えるための過去記事*3(2015/08/12)

ハイレベルすぎて伝わらないかもしれません。その点はあらかじめご了承願います。

以上をふまえ、順次記事にしていく予定です。

わっふるわっふる

相手がベルギーだけに。

次回予告

次は、素人とは何か? 素人の生態に迫ります。

つづく

コメント

  1. MASS より:

    記事の出来が「素人」なので次から投稿を控えてください。玄人の記事がうもれてしまいますから。正直言って邪魔です

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