「シャーロット」の名前はルール違反。撤回しましょう。―高崎山のサル命名騒動に思う

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こんにちは。

クソ庶民がモンキービジネスに首を突っ込みます。

結論

高崎山のサルの名前に「シャーロット」と付けてはいけません。

そんな無法がまかり通ってしまうのは、好ましくありません。

撤回をおすすめします。

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※写真と本文は関係ありません

理由

抗議にあったという、イギリス王女にちなんでいるのが「英国王室に失礼」とかは関係ありません。そんな話はどうでもいいです。筋違いもはなはだしい因縁づけですが、ここでは深入りしません。

文字数オーバーだからです。

募集の要項には「名前の付け方」として「カタカナで2文字以上5文字以内の名前」と定められています。

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高崎山ニホンザルの第1号赤ちゃんの名前を募集します。(2015/03/26付)より抜粋

「シャーロット」は6文字です。

よって、いくら票を集めようが「無効票」です。

解決策の提案

ですから、私が動物園の中の人なら

「6文字の名前はそもそもルール違反だったので無効でした」と、命名の誤りを陳謝して「シャーロット」を撤回します。

そのうえで、次点の(規定を満たす)案をくり上げて命名し直します。

そのへんが「落としどころ」でしょう。

経緯

いくつかのニュース記事を追って総合すると、こういう話のようです。

大分市の高崎山自然動物園では、例年、その年に最初に生まれた赤ちゃんザルの名前を公募で付けています。

今年の最多票だったのは「シャーロット」。先日誕生したばかりのイギリス王女にちなんだ名前です。応募総数853票中、59票(得票率を計算すると、約6.9%)でした。

ところが、この命名に対して電話やメールで抗議が殺到します。読売オンラインの記事によると、その数は7日夕までで550件(ただし擁護の意見も含む)。

そこで動物園側ではこの名前をいったん取り下げ、関係各所にも意見照会しつつ再検討中だそうです。(5/8現在)

人に聞いて決める話じゃない

くり返します。撤回するのが筋です。誰の意見も聞く必要はありません。

そもそも自分たちで決めているルールに違反しているからです。

無理な話です。「シャーロット」を通すなら道理が引っ込みます。

(5/10追記)道理が引っ込む結果となりました。いかんです。

主な参照記事

作成に当たり参照したニュース記事・関連サイトを、順不同でピックアップします。


サルの名前に"シャーロット"「イギリス王室に失礼だ!」クレーム問題、イギリスも報じる|ハフィントンポスト(2015/05/07付)

事実関係とネットの反応の両者がバランスよくまとまっていました。

「ネットの声」は、概ね抗議する側に対して批判的でした。


英王室広報「サルにどんな名前つけようと動物園の自由」|朝日新聞デジタル(2015/05/08付)

英王室広報は7日、朝日新聞の取材に対し、「コメントは特にありません。赤ちゃんザルにどんな名前を付けようと、動物園の自由です」と答えた。(ロンドン=渡辺志帆)

そのとおりです。私も、園が自ら定めた前述の命名規定がなければ賛同します。

ルールに明白に違反している事実は、皆さんどう評価するのでしょうか。


高崎山自然動物園

最も重要である当事者のサイト。なんですが、アクセス集中のせいでしょうか、当記事の執筆時点(5/8)では閲覧できなくなっています。

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(5/9追記)閲覧できましたので、同園の「名前の付け方」のキャプチャ画像を記事に追加しました。


[コラム]負けるな、高崎山自然動物園!~赤ちゃんザルに「シャーロット」命名の何が悪いのかわからない|木走日記(2015/05/07付)

動物園のサイトにアクセスできなかったため、命名までの経緯はこちらの記載に基づいています。

情報源にしておいてその態度か?ですが、「何が悪いのかわからない」とあるので教えてあげます。

自分で決めたはずの「2文字以上5文字以内」という規定をあっさり忘れている、関係者のふんどしのゆるさ加減が悪いです。

「ユキチ」や「カズ」がOKで「シャーロット」がいけない理由など見当たりません。

上で述べたとおり、「シャーロット」がいけない理由は「文字数オーバー」です。

筆者の方は、募集要項に明記してある規定が全然目に入っていないようです。いちど視力検査を受けてみてはどうでしょうか。


Japan: Zoo sorry for naming monkey after new princess|bbc.com(2015/05/06付)

騒動は「相手国」イギリスのBBCでも取り上げられていました。

事実関係のみの記述です。


Zoo In Japan Reconsiders ‘Charlotte’ For Name Of Newborn Monkey|npr.org(2015/05/07付)

こちらはアメリカの公共ラジオ、NPRでの記事です。

この記事のオチ、

Maybe the monkey could be called "Seven."

「セブン」だったらありかもね、ということなんでしょうけど、意味が全然わかりません。

90年代のシットコム(ドラマ仕立てのコメディ)にちなんでいるらしく「元ネタ」らしき動画も貼り付けてくれています。

それでもわかりません。しばらく気になり続けたら調べます。


Japanese zoo apologises for naming baby monkey after Princess Charlotte|theguardian.com(2015/05/07付)

再びイギリスから、ガーディアンの記事です。

コメント欄にあった

Disrespectful to the monkey I think. 😉

サルに失礼だと思うw

の一言が素敵すぎました。これぞイギリス!

まとめ

ほんと、サル以上にサルらしさ全開の騒ぎです。

  • 英国王室のふんどしを使って抗議する輩
  • 自ら定めた命名規約を忘れてしまっている動物園関係者のふんどしのゆるさ加減
  • 検討が不十分で慎重さに欠くネットのふんどし担ぎども

みんな一体全体どうなのよ。もういっぺん、ふんどし締め直したらどうよ?

サルといえば、この本が面白かったです。

私はサルではなくゴリラになりたい。

ご静聴ありがとうございました。

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