都議会のセクハラヤジとの戦い=「集団的自衛権の行使」としての「テロとの戦い」論

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こんにちは。自由すぎる考え方を発表します。

はじめに

東京都議会での塩村あやか議員に対するセクハラヤジの件、いろいろ盛り上がってまいりました。

一方SNSでは、この騒動をちょうどいい「目くらまし」「隠れみの」にして、自民・公明政府がうやむやなままに集団的自衛権の行使容認を決めてしまうんではないかといった声も見られます。

興味を持っていろいろ考えているうちに、両方の案件をリンクしてみれば概念が整理できそうな気がしてきました。

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という具合に、世間の何周も先に思考が進みすぎているので、ここでいったん整理しておきます。

おことわり:「TOKYO自民党」表記について

本記事では、議会会派「東京都議会自民党」に属する議員の集合体を指す意味で、「TOKYO自民党」の表記を使用することにします。

正式には、自由民主党東京都支部連合会(自民党都連)のコミュニケーションネームです。実際には都下選出の同党の国会議員、都内の市区町村議員も含まれています。

この記事で言いたいこと

塩村あやか都議会議員に対するセクハラヤジの件。

義憤に駆られる向きの気持ちもわかりますが、こちらが「犯人捜し」に走る必要はありません。愚策です。

本件の「犯人捜し」は、ヤジの発言者が属すると目されている自由民主党(の東京都支部)にやってもらうのが最善です。

逃亡中の議員を捕らえる「ハンター」はあなたがたでやってくれ、と求める方が、ずっと有利です。

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さらに極論を言えば、引き渡された犯人が真犯人かの検証すら必要ありません。

これを「テロとの戦い」「自衛権の行使」の問題ととらえれば、その理由がわかります。

理由

そうやって犯人捜しをすべて自民党側に委ねた方が、戦いを有利に進められます。

なぜなら簡単に言えば、自民党の側が集団逃亡できなくなるからです。

セクハラヤジを敢行した「テロリスト」の引き渡しを要求して、もしもそれにTOKYO自民党が応じなければ、彼らを「テロ支援国家」と認定できます。

しかしそれは相手も避けたいはずです。自分はそう思料します。

くり返しますと、本件は、テロリスト個人の問題に落とすのではなく、まずは「国家間の問題」として交渉を進めるのが最善だと言えます。

説明

順に説明していきます。

確認事項:これは「集団的自衛権の行使」案件である

まず確認しておきたいのは、ここで行使するのが「個別的」ではなく「集団的自衛権」であるということです。

すなわち、本件で行使されるのは攻撃を受けた塩村さん個人の「個別的自衛権」ではなく、塩村議員の属するみんなの党、プラス、同盟する各位も加わった「多国籍軍」による「集団的な自衛権」であります。

その行使対象とは

そして多国籍軍による「集団的自衛権」の第一の行使対象にすべきは、まずは「テロリスト」がその領土内に逃げ込んだとみられる「TOKYO自民党」国に設定する方が、すべてに筋が通り、整合が取れます。

この段階で、多国籍軍側が「犯人捜し」をする必要はありません。最初に戦うべき相手は、決してセクハラヤジを敢行した個別の「テロリスト」議員ではないからです。

「テロ支援国家」である「TOKYO自民党」領土内に特殊部隊を送り込み、匿われているテロリストを殺害するのは、最後の最後にとる手段です。

※たとえ話です。本当に殺害するわけではないので、念のため。

「テロとの戦い」ととらえてみた

都議会で質問に立った塩村あやか議員に対し、「自分が結婚したほうがいいんじゃないか」だとかのヤジを浴びせた議員は、たとえて言えばテロリスト(集団)です。

というか、女性議員に対してセクハラヤジを敢行したわけですから、実質的に言葉でのテロそのものなんですが。

逃亡中

このセクハラテロ実行犯は、ただいま逃亡中であります。しかし状況証拠を総合すれば、「TOKYO自民党」国の領土内にかくまわれていることは明白です。

ですから多国籍軍がまず行うべきは、

  • TOKYO自民党に対して、「自国」の領土に逃げ込んだテロリストの割り出しおよび引き渡しの要求

です。

それに応じないなら「TOKYO自民党=テロ支援国家」確定ですよ。と迫ればいいのです。

だいたいそういう意味のことを

にも書いておきました。

「テロ支援国家」の内部に対テロの特殊部隊を送り込んで容疑のテロリストを殺害する前に、できることはいくつもあります。

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議会当局は、言わば国連

なお、本件で都議会当局に協力を求めても望みは薄いでしょう。最大勢力であるTOKYO自民党の意向が反映されてしまっているからです。無力です。

ちょうど、国連みたいなもんです。

戦い方がなくはないですが、ここでは述べません。

「多国籍軍」対「テロ支援国家」にして戦うのがいいと思うの

そうした構図を持った「集団」対「集団」の戦いとして筋の通った「倍返し」を進め、TOKYO自民党を集団的袋だたきにすればいいと思います。

半沢直樹

いちおう注意しておきますと、倍返しでの「袋だたき」といっても、無差別の報復はいけません。塩村さんがやられた範囲に限定して、同じくハラスメントできっちりと倍返しするという趣旨です。

袋だたきでの「倍返し」報復の目的

目的は、TOKYO自民党所属の都議会議員から「これでは集団いじめ」的な愚痴・弱音を吐いてもらうことにあります。

そんな文句が出るのを待って、こう言ってやりましょう。

あれ?! 自民党さんって、集団的自衛権の行使を容認したいんじゃありませんでしたっけ?

要するに

ウチら、適正と思われる範囲に限って集団的自衛権を行使しているだけですが、何か問題でも?

という話です。

都政と国政で取り扱う問題のレベルが違うことも確かではありますが、自民党にとっては、集団的自衛権の行使を容認した場合に生じるケースも身をもって体感できるという、うれしい一石二鳥です。

まあ、だいたいそんな感じです。

セクハラダサい。ダメ、ゼッタイ。

復習:発生とその後の経過

あとは事案のおさらいと、自衛権行使の全パターンのリストアップです。

ヤジの主がTOKYO自民党議員と目されている件

セクハラヤジの件、次の2点から、自民党議員が飛ばしたのではないかと目されています。

1)「自分の方が結婚したほうがいいんじゃないか」と言われた瞬間の、塩村議員の目線

都議会で女性議員にセクハラやじ|NHK NEWS WEB(2014/06/19付)の映像からです。

2)都議会の座席表

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http://www.gikai.metro.tokyo.jp/img/pdf/outline/3.pdf から

続報を伝えるものとして、毎日新聞のWeb記事から2つクリップしておきます。

「自衛権の行使」の問題ととらえてみれば

都議会の演壇に立った塩村さんは、議席から不当な攻撃を受けました。状況証拠から、攻撃の主は自民党議員の蓋然性が高いです。

ここで、塩村さん側の今後のアクションを、「自衛権の行使」の問題ととらえてみたら、いろいろわかりやすくなりました。

存在しうる全4パターン

論理的には、18日の「攻撃」と今後の「報復」について、いずれも「個別的」「集団的」に解釈および実行するパターンが存在します。

したがって、「攻撃」「報復」両者の組み合わせで2×2=4つのパターンがあります。すなわち、

  1. 個別的」攻撃に対する「個別的自衛権」の行使
  2. 集団的」攻撃に対する「個別的自衛権」の行使
  3. 個別的」攻撃に対する「集団的自衛権」の行使
  4. 集団的」攻撃に対する「集団的自衛権」の行使

です。

以下に各パターン、ならびにそのストーリーを詳しく示します。

Aパターン:個別的自衛権の行使

本件はこちらのパターンだと認識されてはいないもようですが、「残さず数える」ために列挙しておきます。

A-1:対「個別的」攻撃

フロー

  1. 塩村あやか議員 ←(攻撃)― ヤジ議員(複数・氏名不詳)
  2. 塩村あやか議員 ―(報復)→ ヤジ議員

ストーリー

ヤジ議員からの個別的攻撃を受けた塩村さんが、自衛権を行使してヤジ議員個人に報復します。

類型

純粋な個人間での問題という枠組みです。恋愛問題みたいなもんです。

A-2:対「集団的」攻撃

フロー

  1. 塩村あやか議員 ←(攻撃)― 実行者:ヤジ議員(複数・氏名不詳) 首謀者:TOKYO自民党
  2. 塩村あやか議員 ―(報復)→ 首謀者:TOKYO自民党 実行者:ヤジ議員

ストーリー

塩村さんが自身の個別的自衛権を行使し、ヤジ攻撃を首謀した(とみなし)TOKYO自民党に報復します。

類型

「たった一人で組織に立ち向かう」のは、アクション映画によくあるパターンです。

Bパターン:集団的自衛権の行使

現実的にはこちらのパターンで進行中であるようです。

B-1:対「個別的」攻撃

フロー

  1. みんなの党+多国籍軍 ~ 塩村あやか議員 ←(攻撃)― ヤジ議員(複数・氏名不詳)
  2. 塩村あやか議員 ~ みんなの党+多国籍軍 ―(報復)→ ヤジ議員

ストーリー

その「国民」である塩村さんがヤジ議員から個別的攻撃を受けたことに端を発し、「みんなの党」国が多国籍軍とともに集団的自衛権を行使してヤジ議員個人に報復します。

類型

たとえるなら、対テロリストとの戦争です。支援国家内に特殊部隊を送り込んで殺害するイメージです。 ※あくまでイメージ

これはいま飛びつかず、最後の手段に取っておくものです。理由は既述のとおりです。

B-2:対「集団的」攻撃

本件の場合、このパターンに解して進めるのがよいかと思います。

フロー

  1. みんなの党+多国籍軍 ~ 塩村あやか議員 ←(攻撃)― テロ実行犯:ヤジ議員(複数・氏名不詳) ~ 支援国家?:TOKYO自民党
  2. 塩村あやか議員 ~ みんなの党+多国籍軍 ―(報復)→ 支援国家:TOKYO自民党 ~ テロ実行犯

ストーリー

塩村さんを攻撃された「みんなの党」国が、多国籍軍とともに集団的自衛権を行使し、TOKYO自民党に報復します。ただしそれは、TOKYO自民党をテロ支援国家と認定してからです。

類型

たとえるならイラクをテロ国家と認定したうえ、開戦に至ったイラク戦争(2003)のパターンです。ただ大量破壊兵器の存在は米国の自演シナリオだったみたいですが。

まとめ

まとめます。

  • 女性議員にセクハラヤジを浴びせた議員は、テロリストも同然です。というかテロリストです。当ブログではかかる行為を「言論によるテロ」と認定しておきます。
  • セクハラヤジを「テロ」、それに対して取るべきアクションを「テロとの戦い」ととらえると、わかりやすくなりました。
  • このように、戦闘を伴わずに戦争はいくらでもできます。武力行使、軍事行動の付随する戦争をしやすいように持っていきたがるのは、愚かです。

ご静聴ありがとうございました。

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