こんにちは。
要約:Executive Summary
うまい棒の稼ぎがすごいことになっていました。
なんと、秒速で140円です。
と、わざとわかりにくく書きましたが、年商で43億円あまりです。
この数字は、田中将大投手がニューヨークヤンキースと結んだと言われる契約額「7年で1億5500万ドル」のおよそ2倍にあたります。
※画像はyaokin.comより
うまい棒は秒速で140円稼ぐ
うまい棒の月間製造量は3600万本だそうです。(出所:うまい棒同盟 > うまい棒関係トリビア)
月30日とすると1日120万本、1日を秒に換算すると24×60×60=86400秒ですから、1秒にだいたい14本売れている計算です。 ※ロス率は0で計算しました。
うまい棒は秒速で140円稼ぎます。
すごいです。
「秒速で140円」のすごさ
ここで皆さまに訴えたいのは、「秒速で140円稼ぐ」ことのすごさです。
比べてみました。まずは、あのアレな人です。
与沢翼さんと比べてみる
秒速で稼ぐと言えば『秒速で1億円稼ぐ条件』でおなじみの与沢翼さんです。
秒速で140円しか稼がないうまい棒は、与沢さんよりも見劣りするでしょうか。
いいえ。
与沢さんは実際に億単位のお金を稼いだかもしれませんが、秒速では稼げていませんし、稼いだこともありません。
しかしうまい棒は、リアルに秒速で140円稼いでいます。
しかも、それがリアルな数字であるにもかかわらず、「秒速で140円稼ぐ」とか吹聴もしていません。
田中将大投手との比較
メインの比較対象は、こちらです。
MLBのニューヨークヤンキースと「7年で1億5500万ドル」という破格の契約を結んだと伝えられる田中将大投手。
出所:Tanaka signs $155 million contract with Yankees|mlb.com(2014/01/23付)
彼と比べても、うまい棒の「秒速で140円」がとてつもない数字であることがわかります。
年間にすると
田中投手の契約額を年額に割ると、多めに切り上げて2220万ドル。日本円で22億4220万円です。 ※1ドル=101円で計算
一方うまい棒は、「月間3600万本」の数値をベースにすれば、月商3億6000万円、年商で43億2000万円です。
田中投手のおよそ2倍です。
あのマー君でさえ、秒速で71円
向こう7年間、田中投手が秒速でいくら稼ぐかを求めてみましょう。
上述の「年間22億4220万円」を使いますと、時給でおよそ25万6000円です。これを秒単位にすると、だいたい71円です。
ニューヨークヤンキースの田中将大投手は、秒速で71円稼ぐ男です。
実際にはCM出演などによる副収入もあるでしょうけれども、それらを積み上げても、田中投手がうまい棒に肩を並べられるかどうか。
何とも言えませんが、直感的には微妙です。
余談:プレミアムの衝撃
さて、その売上本数からうまい棒がいくら稼いでいるかを容易に導けるのは、うまい棒の売価が基本的に10円だからです。
さらに余談ですが、嫁はコンビニに出かけるとよく僕のためにうまい棒を買ってきてくれました。近所のスーパーで9円で売られているのを見つけたときは「うまい棒9円だよ!」と、元々高い嫁のテンションがさらに上がりまくっていたのはいい思い出です。
しかし今年(2014年)4月からは、そうもいきません。
こんな高級品が登場したからです。
プレミアムうまい棒 ※画像はyaokin.com より
こちらの記事に、「うまい棒」自体のおさらいも含めよくまとまっていました。
- うまい棒、倍額20円の「プレミアム」で新境地|東洋経済ONLINE(2014/05/18付)
以上、うまい棒が1秒で稼ぐ140円を稼ぐのに10時間以上かかっている男からでした。
コメント