「秒速で1億円稼ぐ」与沢翼さんへの「うちのごはん」的誤解

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皆様、こんにちは。

ヤシロタケツグです。

最近フェイスブックを更新しておりませんでした。というか、やってません。

与沢翼さん、新ネタで話題に

「秒速で1億稼ぐ」でおなじみの与沢翼さんが、先日、事業会社フリーエージェントスタイルの資金がショートしたことをブログで報告し、一部で話題になっています。

読むと、納税資金が足りなくなったようです。

誤解されている「秒速で1億」

これに対し「秒速で稼ぐんなら納税も秒速でできるんじゃないの?」とか揶揄する声も上がっています。

僕はここで、与沢さんへの誤解をひとつ指摘したいです。

まさにその「秒速で1億稼ぐ」です。

真相はこうだ

著書の冒頭にはこうあります。

この本は、「あなたが秒速の速さで金を稼ぐ」ための本である。
(略)
ずばり、月収で1000万円、年収で1億円稼ぐための本である。

(はじめに)

「年収で1億円稼ぐ」と述べています。秒速ではありません。年速です。

タイトルは「条件」

となると「不当表示・虚偽表示じゃないか」との声が出るかもしれませんが、違います。

タイトルをよく見てください。『秒速で1億円稼ぐ条件』です。稼ぐ「条件」です。みんなここを見落としています。または、意図的に切り落としています。

与沢さんは、秒速で1億円稼ぐ「条件」を述べているにすぎません。すなわち言ってみれば、著書の内容は、秒速で1億「稼げるかも」の検証仮説でしかないのです。

なお再現に成功したという例は、寡聞にして知りません。ご本人も200回以上成功したとか言ってません。

不注意か悪意か

先ほどの引用のつづきに

嘘偽りはない。なぜならば、この私がたった1人で5億円を稼いだからである。

とありますが、「5億円を5秒で稼いだ」とも言っていませんし、「稼げる」再現性を保証しているわけでもありません。

悪意の有る無しによらず、そこが混同されています。

「うちのごはん」的誤解

与沢翼さんに対するそうした誤解は、ちょうど「なんとかしてくれる♪」のCMでおなじみの「うちのごはん」のようなものです。

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うちのごはん|キッコーマンホームページ

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考察:「うちのごはん」が(秒速で?)うちのごはんとなる条件

スーパーやネットショップで「うちのごはん」が売られているのを見るたび、「違うぞ」と内心でつぶやいています。

「うちのごはん」は、うちのごはんではありません。うちのごはんが「うちのごはん」ではないからです。そこをいけしゃあしゃあとうちのごはん面するなよと。

厳密さを求めて述べると、製造流通段階での「うちのごはん」は、「まだ」うちのごはんではありません。

うちにも「うちのごはん」を置いていますが、それでもまだ、それはうちのごはんではありません。たとえば「あんかけ風 白菜のうま煮」であれば、「白菜・油揚げ加えて5分」を経て食卓に載せたところで、はじめてうちのごはんとなるのです。

「うちのごはん」ですら、うちのごはんとなるのに最低5分かかります。

与沢翼さんと「うちのごはん」

与沢さんも、そんな「うちのごはん」と同じです。

「うちのごはん」が販売時点でまだうちのごはんとは言えないのと同じように、『秒速で1億円稼ぐ条件』の著書があるからといって、それだけで与沢さんを「秒速で1億稼ぐ」とは言えないはずです。

まとめ

「条件」を述べているにもかかわらず、実際に秒速で1億「稼いだ」とか「稼げる」とか思わせる。与沢さんの著書がそういうミスリーディングなつくりであることは否定しません。頭の弱い人にとってはなおさらです。

ちなみに、10倍返しブームに乗っかったかは定かでありませんが、与沢さんは『秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ』(2013)という本も出されています(文字どおりにありえなかったわけですが)。

そこらを真に受けてしまう残念な人ならまだしも、いろいろおもちゃにして愛玩している人までもが、こぞって「秒速で1億稼ぐ」が標準になってしまっているのはどうかなと思います。

玩ぶときも、事実に基づいた、ファクトベースで行わないと公正に欠けます。

なんとかしてくれうちのごはん。

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