非公認の時代―ふなっしー人気に思う

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こんにちは。

船橋の梨の妖精「ふなっしー」の人気がすごいですね。

ふなっしーとその周辺について書きたくなったので、何回かに分けて書いていきます。

要旨

ふなっしーの魅力の根幹は、「非公認」にあります。

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ふなっしーと私

ふなっしーを私が認知したのは、出演したテレビ番組を見てでした。3月ころでしょうか。

くり出される激しい動きに「なるほどそういう切り口でのキャラクター作りね」ぐらいに思っていました。

船橋と私

私自身は、船橋の在住在勤の経験はありませんが、「他生の」よりは少しだけ濃い縁があると言えそうです。

都内に住んでいた頃には、自転車に乗って船橋駅南口の西武百貨店までお菓子や弁当を買いに行ったこともありますし、ららぽーとやビビットスクエア(当時)の自転車屋さんにもよく行きました。

それから、嫁の生地が船橋です。

船橋生まれのくせに嫁は知りませんでしたが、梨の産地であることも存じておりました。北総台地にかかる北部地区の丘陵地が生産の中心だろうと想像しています。

ふなっしーの魅力に目覚める

驚いたのは、ふなっしーが非公認キャラクターだと知ったときです。当初からそういう紹介のされ方だったはずですから、むしろ「非公認」の意味を正しく把握したとき、とした方が正確でしょうか。

特にどこの商業団体や自治体にも属してません!
船橋市とは関係ございませんのであしからず!
自腹で活動です!
なので遠出はちょときついです!
ふなっしー劇場より)

ふなっしー劇場
ふなっしー劇場

つまり、どこかの誰かが、頼まれもしないのに勝手に船橋のご当地キャラをやっているわけです。

心底驚きました。どれぐらい驚いたかと言えば、

飯田橋へ来て電車に乗つた。電車は真直に走り出した。代助は車のなかで、「あゝ動く。世の中が動く」と傍の人に聞える様に云つた。彼の頭は電車の速力を以て回転し出した。回転するに従つて火の様に焙つて来た。
(夏目漱石『それから』(青空文庫))

ぐらいに驚きました。これで西船橋まで乗り続けたら焼き尽す事が出来るんじゃないかと思うほどでした。

成功したスモールビジネスでもあるふなっしー

そんなところにビジネスチャンスがあったとは、盲点でした。金に困っている身としては、悔しい。

ふなっしーを成功させたこと以上に、そこまでチャレンジし続けたことが偉いです。悔しい。悔しいですが、賞賛するほかありません。

当分は、ふなっしーの動向から目が離せそうにありません。

予測:ここしばらくは非公認の時代

これからしばらくの間、強いのはふなっしーに象徴される「非公認」だと、世の中のあれこれがそう言っているように私には聞こえます。

粗雑きわまりない二分法ですが、反対にいま既存の「公認」の世界は、徐々にではあるものの衰える一方だと予測してもいます。

船えもん」のサイトを見ても、そう思います。船えもんとは、ふなばし産品ブランド協議会のPRキャラクターです。ふなっしーと対比される「公認」的な位置づけにある存在と言えましょう。

ふなばし産品ブランド協議会
ふなばし産品ブランド協議会

市では、平成24年1月に農業、漁業、商業、工業等の関係者からなる「ふなばし産品ブランド協議会」を設置しました。

協議会は、理事会と専門委員会(事業委員会、審査委員会、朝市委員会)で構成されており、船橋ならではの優れた産品のブランド化の取り組みを通して、船橋の知名度とイメージを高め、地域経済を活性化し、元気で活力あるまちづくりを進めていきます。
「ふなばし産品ブランド」協議会とはより)

この協議会は「船橋市役所 商工振興課内」に設置されており、上記ページでは、連絡先に同課の電話番号が書かれています。

「公認」世界に感じる“加齢臭”

船えもん、ひいては協議会の目指さんとする方向性はわからないでもないです。

サイトの作りも丁寧です。相応のお金をかけていることがうかがわれ、雑な仕上がりのふなっしーサイトとは好対照です。私も、単純にWeb サイトの出来だけを比べるなら、「公認」側に軍配を上げます。

しかし、まだうまく言い表せませんが、なんでしょうかこの「そうじゃない」感。

ふなっしーの成功を目撃しているせいか、あしざまに言えば、全体の枠組みやらアプローチやらに加齢臭を強く感じてしまいます。時代遅れ感がぷんぷん臭ってくるのです。

くり返しになりますが、当事案に限らず、ここしばらくの間、強いのはふなっしーに象徴される「非公認」だろうなと感じております。

このあたりを書いて整理することで、シリーズを形作っていけたらと考えています。

2匹目のどじょうを狙う

うちの嫁はハイテンション芸人です。ふなっしーの売れっ子ぶりを目の当たりにして、このところ、ふなっしーの研究と共演を目指したご当地キャラクター作りに余念がありません。

いま「山形に現れた船橋生まれの西洋なしの妖精」という線でキャラクターの細部を詰めているところです。たとえば「両親は、千葉県市川市と東京都目黒区生まれ」という設定です。

なお目下のいちばんの課題は、「梨汁ブシャー」に相当する決めゼリフです。

はい。完全に2匹目のどじょう狙い、妖精狙い、キャラ狙いです。

※妖精とかご当地キャラとかを数えるときの数詞も「匹」でいいんでしょうか?

どじょうは何匹?

そういえば、党代表選の演説で引用した相田みつをの詩の一節から「どじょう宰相」と呼ばれた野田佳彦元首相の選挙区(千葉4区)も、船橋市です。

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※画像は、www.higashiyama.city.nagoya.jpより

最後になりましたが、嫁も私も、当分の間どの党派からの公認も受けずにがんばってまいります。

ご静聴ありがとうございました。

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