ブログ炎上にあこがれて

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こんにちは。

要旨:Executive Summary

  1. ブログ炎上にあこがれています。なのに、炎上しません。
  2. それでも、どこかで見たような炎上のしかたではイヤです。同じ炎上するならクリエイティブに炎上したいです。
  3. そういう具合に無駄にプライドが高いから、炎上しないのだと思います。

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はじめに

ブログの炎上にあこがれています。炎上するのは、ブログ運営の醍醐味と言えましょう。

なのに炎上しません。その気配すらありません。

炎上とは

炎上を論じるにあたり、まずは炎上の定義を試みます。名答とは思いませんが、Wikipedia 炎上(ネット用語)の概要には、こうあります。参考に挙げておきます。

ブログ執筆者の言動に反応し、多数の閲覧者がコメントを集中的に寄せる状態

否定的な意見の方をより多く包含するものを炎上とし、応援などの肯定的な投稿だけが殺到するものは普通は炎上とは呼ばない

定量的に定義する

引用した概要は、「多数」「集中的」「否定的な意見」など、どれも定量的な表現ではありません。

ここで、国内ブログ炎上界のトップランナーの1人と目しておりますイケダハヤトさんの著書にある記述を参考に、炎上の定量的な定義を試みることとします。引用は『武器としての書く技術』(2013)からです。

先日も、とある記事がきっかけで、8万人ほどの方々がぼくのブログに押し寄せ、大量の批判コメントを残して去っていきました。(1章・8 より)

アクセスの集中度合い

同書によると、イケダさんのブログの月間訪問者数は約30万、閲覧数は70万だそうです。通常でも、1日に1万人が見に来ている計算ですね。

「8万人ほどの方々」が押し寄せた期間について具体的な記述がありませんが、仮に3日間だとすると、通常時のおよそ3倍近くのアクセスが集中したということになります。

コメント

コメントについても、「大量の」とあるだけで、同書に定量的なデータは記載されていません。

当ブログの実績データを述べますと、スパムを除く開設以来のコメントは全部で5件です。うち2件は自分が書いたものですから、いただいたコメントは3件です。

「批判」かどうかの判定は難しいケースもあるので、さしあたりコメントがあったことでカウントすることにしておきます。

定量的な「炎上」の私的定義

以上より、

  • 3日間以内にそれまでの日次平均の3倍のアクセスがあり
  • 同期間中に3件以上のコメントが付く

これを、当ブログにおける「炎上」の定義としておきます。なお「日次平均」は過去7日間の移動平均とします。

3日以内に3件コメントがついたところで、周囲からはまったく炎上しているようには見えませんわね。そこは課題として認識しております。

ブログ外での反応

今回の定義からは外してますが、少し触れておきます。

ブログ外での反応としては、ツイッターではこれまで何度かブログ内記事のURL と一緒にツイートしていただいたことがあります。どれも、よくぞ見つけていただきましたとお礼を申し上げたいものでした。

ほかにも、記事にソーシャルボタンを付けているので「いいね!」が付くこともあるのですが、自身がフェイスブックをやっていないので、そちらでの反応の詳細はわかりません。

本心を書いても炎上しない

先ほど引用したイケダさんの『武器としての書く技術』の直前部分です。

 しょっちゅう「炎上」している人間からすると、みんなビビりすぎです。ちょっとくらい本心を吐露して、それが批判されたところで、大したことはありません。(1章・8 より)

どうもイケダさんは「ブログが炎上しないのは、本心を書いていないから」ととらえているように見受けられます。

僕から言わせれば、それは間違っています。本心を書いても炎上しないのが当ブログだからです。

当ブログに本心を吐露している記事は、ざっと数えても2桁はあります。批判はあって当然だし、されていいと思って公表しているにもかかわらず、まったく反応がありません。肩すかしもいいところです。

当ブログが炎上しないたった1つの理由

そこで、なぜこのブログが炎上しないのかを考えてみました。

要因は多々列挙できましたが、考え詰めていくとこのひとつに収斂されます。

  • 読み手にとって、反応するまでのコストが著しく高いこと

個々の要因を挙げると、このあたりです。

  • 反応したくならない。気軽に反応できない。
  • 日本語が読めない。読み方がわからない。
  • 読む人の絶対数が少ない。存在を知らない。

こうした要因があって、これまでも、恐らくはこれからも、炎上発生の確率が低いのだろうと思っています。

内容のみならず「属性」も大きな要因

プラス、単に書いてある「内容」のみならず、書き手の「属性」も大きいのではないかとみています。

再びイケダハヤトさんにご登場願い、対比する形で考えてみます。

イケダさんの属性は、「20代の若造」で、しかもブログを書いて生計を立てているという「プロブロガー」です。となれば、妬まれる要素十分です。妬みでなくとも、内容と相まって反応を呼びやすそうです。

他方、「初老」で世帯収入ゼロの「野良ブロガー」が何を書いていようが放っておくのは、ごく当然の反応でしょう。自分もそうします。

人の反応の有無あるいは大小は、対象となる「内容」のみならず「属性」ともセットで決まるのではないか。そんな感触がしています。

想像上で実験してみましたが、炎上したというイケダさんのブログ記事を当ブログに掲載してもまず炎上しないだろうし、当ブログ内の記事のいくつかを、イケダさんのものとして彼のサイトで公表すれば、きっと炎上します。

「難燃性ワード」で書いてあることも一因か

まだ仮説の段階ですが、日本語の語句の中には、炎上しにくい「難燃性ワード」があるように感じます。

そのような「難燃性ワード」を意識的に、あるいは知らずにちりばめてあるがため、炎上しにくいことになっているのではないか、そんな仮説を立てております。

難燃性ワードの例

たとえばひとつは、この記事でも使っている「定量的」です。

それこそ定量的データの裏付けはありませんが、「定量的」という言葉を使う人は、そうでない人に比べて炎上に加担することは少ないのではないか、そんな感触がします。

「定量的」という言葉は「難燃性ワード」ではなかろうか。そう思って、アイドル・政治・スポーツの分野などから、炎上しやすそうなキーワードをランダムに拾い上げて、それぞれに「定量的」を足して検索してみました。検索結果を見ますと、とたんに炎上の現場から遠のいてしまっています。

もうひとつは、「訓読みで難読漢字になる語句」です。

たとえば動詞であれば、侮る、論う、肯う、集る、託ける、動詞以外なら、強ち、殊に、蔑ろなどです。

たとえこれらを漢字表記にせずかなで書いておいたとしても、その効果は変わらないように思えます。

ブログ記事において、ことさらに文章を難解に、衒学的にしているつもりはないのですが、自分が書きたいことを筋道立てて説明しようとすれば、そのような言葉を用いるのが最適なケースも多くあります。そうして語彙の対象年齢が上がってしまうのは致し方ない部分もあります。

人まねの炎上もイヤ

世に炎上の事例はあまたありますが、共通する発端をざっくりまとめると

  • 愚行をはたらくこと
  • 愚行と自覚せずに投稿すること

とでもなるでしょうか。

個々の炎上事例から、炎上する確率が高い言わば「炎上の黄金パターン」も帰納的に見いだせそうなのですが、僕は人まねはイヤです。狙って炎上を起こしにかかるのも下品です。僕は下品なふるまいもイヤです。

まとめ

ということで、炎上にあこがれながら炎上を狙いにもゆけず、いかんともしがたい日々を過ごしております。

いつか炎上できる日が来たら、ご協力いただいたみなさんにお礼申し上げます。

ご静聴ありがとうございました。

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