iTunesアフィリエイトのためPHGに申し込んだが、利用規約内のある一文が実に残念だった件

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こんにちは。

Twitter のタイムラインでこんなブログ記事が回ってきました。

当ブログでもいろんな楽曲に言及することがあって、どうせならiTunes のアフィリエイトも付けておこうかなと思っていたところなので、紹介されていたApple のAffiliate Program からさっそくApply now しました。

というのはわりとどうでもよく、そこで出会った残念な日本語が本題です。

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誰も読まないだろうけど、利用規約の一文が意味不明すぎて残念だった

チェック欄にクリックする前に、利用規約に目を通していきます。そこで、とある一文につまずいてしまいました。

PHG規約と諸条件」(PDF)の「5 支払い」から引用します。(下線引用者)

5.2.パブリッシャーがひと月あたり20ポンド/30ドル/30ユーロの最低支払い限度額を超えた報酬を得た場合にのみ、パブリッシャーへの報酬の支払いが発生するものとする。最低支払い限度額の支払い行列は、他のすべての通貨のために要求で提供されています。誤解を避けるためにいうと、支払い限度額未満の報酬は翌月に繰り越されるものとする。

意味不明です。「誤解を避ける」どころか、理解ができません。

英文では意味明瞭だった

この種の意味不明な文は、たいてい外国語を日本語へ翻訳したときに生まれます。そこで英文のTerms and Conditions (PDF)にあたりました。

前段の引用下線部に対応する英文はこうでした。

A payment matrix of minimum threshold amounts is available on request for all other currencies.

なんだ。きわめて意味明瞭じゃありませんか。

僕がこれに対応する日本語を書くなら、だいたいこんなところです。

ほかの通貨についても、お求めいただければ最低支払額の一覧表を入手できます。

前後の「だ・である」調に合わせるなら言い回しはまた変わりますが、意味としてはこういうことです。

(2014/10/24追記)

久しぶりに「PHG規約と諸条件」(PDF)を見てみたら、5.2での問題の文言が次のように差し替わっていました。

その他すべての通貨における最低支払い限度額の一覧表は、ご要望に応じて提供します。

最初から、だいたいそういう意味だったわけです。

続く文言が、

疑義が生じないように記すと、任意の月に得たコミッションが支払い限度額未満であった場合、そのコミッションは翌月に繰り越されます。

と語尾の調子も変わっていますので、全面的に訳し直したものと思われます。「最終更新日:2014年7月24日」となっていました。

英語の理屈っぽさを知っていれば、簡単

こんなの「英語というのは、きわめて理屈っぽい言語である」ことを知っていれば、簡単です。全然難しくありません。

最初の文で、ポンド・ドル・ユーロでの最低支払額が示されました。しかしこれでは言明として不十分です。世の中に通貨の種類はもっとあるからです。これらの通貨を使わない国の読者ならば当然、「じゃあ他の通貨ではいくらなの?」と思うはずです。

それを書き手があらかじめ想定して、「他を知りたかったら言ってね」と先回りして答えているわけです。

なので「英語とは、きわめて理屈っぽい言語」をより厳密を期して言うならば、「英文で文書を書く人は、きわめて理屈っぽく書くようにトレーニングされている」となりましょうか。

それがなんで、あんな意味不明な日本語になってしまうのか。

ここの日本語化に携わった人らに問いたい。

あなたたち全員二流ですか?

ものわかりが悪くて、書いてあるとおりにしか読めない二流以下の僕には、ああ読む方がよほど難しいのですが。

ご参考までに

英語の理屈っぽさに関しては、過去にこんな記事も書きました。参考にどうぞ。

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