林修さんの母親向け授業をテキストにしました(4)「あすなろラボ」2013年7月14日OAより

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こんばんは。林修ナイトの時間です。

「あすなろラボ」で林修さんの授業の第2弾がありましたので、番組内容をテキストにしました。

(3)からのつづきです。今回の生徒であるお母さん方との質疑応答に入っています。

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極度な引っ込み思案の娘が心配

生徒から質問「はい。あのぅ娘が2年生なんですけど、女の子で。引っ込み思案なんですけど。そのう、たとえばですね上履きを、忘れて学校に持っていくのを忘れて、先生に忘れたって言えなくって、トイレも靴下のまま、入って、もう真っ黒になって帰ってきたんですけど、それも姿勢とまた結びつくんですか?」

「それはまた別ですけれども。うーんまだ2年生ですからねぇ、なかなか難しいとこで…ただやっぱり世の中って言うべきことを言わないと、結局自分っていうものが不当にイヤな思いをしなきゃいけないっていうことが大人になっても起きることですから」

生徒「そうですよね」

「だからまあその練習として新しい靴下を2足買ってあげるっていうのが、現実的な対応策じゃないですかね。そういうときはやはり言うべきだよ」

守安さん「気になるのはそれで先生は、どうだった」

生徒「そう先生も何も言わずに、もうまる1日それで過ごした」

「先生も気づかないですよね」

生徒「真冬だったんで、やっぱ寒いから。うん冷たいし」

教師は生徒をどこまで面倒見るべきか

「あのねぇ、こっち側から見てたらでも30人40人、いやわからないですよ」

生徒「えーわかんないかなぁ」

「少なくとも、たとえばそこ(正面2列目)に座ってらっしゃる方の、下はこっちからまったく見えないですもん」

「あのぅ、これは今日もう言うつもりのなかった話なんですけど、やっぱり学校の先生と予備校の講師ていうのを見てて、僕は圧倒的に学校の先生が大変だと思ってるんですよ」

「学校の先生は、

  • 生活指導
  • 学習指導

この2つやんなきゃいけないんですよ。生活指導と学習指導。(学習指導に下線を引いて)僕らこれだけでいいんですよ」

「昔、親しくしている高校の先生と3月30日に食事の約束をしたことがありました。そしたら、その日になってキャンセルが入った。どうしたんですかって言ったらその先生3年生の担任やってて卒業式は3月10日で終わってたんですよ。ところが3月28日に担任を持ってた子供が交通事故を起こして、呼び出し食ったと。なんで、もう卒業したんでしょう。なんでそんなとこ行かなきゃいけないの? いや、3月31日までは、高校に属していることになってるんで、担任が呼ばれるんだよ。そーんなことまで学校の先生ね、付き合ってたらそれは大変ですよ」

「われわれはこれ(学習指導)だけやってしかもですよ、僕なんか現代文1科目でいいんですよ。だからそういうことがちゃんとできて当たり前なんです。でも学校の先生はそうやってやんないといけないし、修学旅行の下見にも行かなきゃいけないし、そういうことがある、だってこっち(生活指導)でへとへとなのに、まあ皆さんは違うと思いますけれども世の親の中にはどうしてちゃんと勉強を教えてくんないんですかと攻撃を仕掛けてくる親にも対応しなきゃいけない。もうとにかくこの生活指導プラス親の攻撃でくたくたん中で、ここ(学習指導)はなかなか大変で」

「じゃ逆に進学校ってどうかっていうと、進学校の先生って、まあこのあいだある、超、日本で1番と言われる学校の英語の先生と対談したんですけど、3時半になったらいなくなっちゃうんですよ職員室から。生徒が優秀なんで生活指導に時間が全然とられない。勉強だけ教えてればいい。しかも3時半から何やってるかっていうと自分の好きなことやってる。そうすると、ある英語の先生はスペイン語がペラペラになる。と、それがですねまた、生徒たちにはあの先生は英語だけじゃなくってスペイン語もすごいんだぜっていう形でプラスアルファの魅力として伝わる。生徒が生活指導で面倒をかけないから先生が学習指導に専念できるだけじゃなくて自分の好きな時間で自分の魅力を増すもんだから、どんどんどんどんいい学校になっていくんですよ」

「だから、いい学校にするかしないかのひとつのポイントとしては、ここ(生活指導)でいかに先生に負担をかけないかなんですよ。ここで負担かけてて、学習指導しっかりやってくれって言ったってそれはもう物理的に無理ですよ。そういうこともあるんで、学校の先生がそういうのを見落としてなんで気づかなかったんですかって、いやぁそれは気づかないよなぁっていうのが、こっちの、こっち側からいつも立って見ている人間の気持ちですね」

林先生は子育てしたい?

村越さん「先生子育てしたいと思います?」

「思います」

林さん「いつですか?」 村越さん「ご予定は?」

「いや、ちょっと前からでしょ」

一同「えーっ」

「いやいやあの、それについてはですね、僕自身が、覚悟ができなかったんですよ。この、厳しい世の中で、親になって子供をちゃんと育てていける自信がなかったんですけど、今、そういう自信が持てるようになったんで。今ならなんとかなるだろう、もちろんひとりではとても無理で」

生徒「先生、案ずるは産むが易しですって」「ねぇ、石橋叩きすぎですよそれ」「お母さん強いから」

「ねぇちょっと、ちょっとおかしいじゃないですか最後の結論として。なんで最後そうやって終わるんですか」

生徒「年内!年内!」「楽しみ」

「あーれー。いやいやいや、…えまあ最後、僕が、いちおう僕に締めさせてもらっていいですか」

まとめ 「姿勢」を躾けるから始めて

「あのぅ、皆さんの質問に100%答えることはできなかったとは思いますけれども、僕が持っている知識とかいろいろなものを経験の中で、いちおう、ある程度のことはお伝えできたんではないかと、そして、いちばん根本の部分については、これはもう、ほんとにね、自分自身もですね、姿勢ってことをまあ、考えるようになったんです」

「まずそこだけは、しっかりやっていただく中で、何か変わっていくものをね、見つけていただければ、今日のこの授業、そしてこの質疑の時間が意味があるものになると思います。えーまぁつたない部分もあって申し訳なかったんですが、いちおうこれで、終わりとさせていただきます。どうもありがとうございました」

一同「ありがとうございました」

(拍手)

授業を受けた感想は?

  • すごい面白い。ためになりました。すっごい満足です
  • 少し救われたような感じですかね
  • 全てが、たしかにたしかにと思うことが多くて
  • 「見つめる」「信じる」。まずは私も明日からそうしよう
  • その通りにならないこともいっぱいあるんだよっていうような気持ちもちょっと持ちながら。林先生が子育てをされてからもう1度聞いてみたい

お母さんへ授業をしてみて

廊下を歩きながら話す林修さん

「…母親って大変ですよね。僕はもう持ってる知識と経験をフルに使って、ぶつけてって、まあそれで伝わった部分もあるけど、でもやっぱりそれ、を大きく超えるものを彼女たちはみんな持ってるんで」

「はぁ…人間産んじゃったんですからね。決定的に勝てないところが、ある。まあそのわりにはよく聞いてくれたなぁ。ま感謝してます」

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