宝くじは絶対に「当選」しない(公式に)

こんにちは。

この記事で言いたいこと

世の中、宝くじが当選すると思っている人が多すぎます。

断言します。宝くじは、絶対に「当選」しません。

宝くじ公式サイトを一度でも見たことがあれば、よーくわかるはずです。

一般人と運営サイドとのあいだに、認識のギャップが見られます。

日本語表記の話

と、わざと紛らわしく書いてみました。

宝くじは「当選」しません。というのは、漢字の書き方としての話です。

宝くじの当たる「とうせん」を漢字で書くなら、「当籤」が本来です。「籤」は「くじ」のことです。くじが当たるから「当籤」です。

公式には「当せん」

「籤」の字が常用漢字表にないのが一因でしょう。宝くじの公式サイトでは、後半をひらがな表記する「当せん」に統一されています。

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※画像は、当せん番号のご案内|宝くじ公式サイト

法的にも「当せん」

宝くじ公式サイトが「当せん」と書くもうひとつの根拠は、法的なものと考えられます。

法律の世界では、宝くじを「当せん金付証票」と言います。「当せん」とひらがな表記です。

根拠法である「当せん金付証票法」(law.e-gov.go.jp)でも、条文内の表記はすべて「当せん」で統一されています。

数学的にも「当せん」しない

ついでに、確率・統計的観点から評価しても、宝くじは「当せんしない」が真実です。

たしかに、「買わないと当たらない」が100%間違っていないことも事実です。

しかし「買わないと当たらない」に含まれる正しさを持ち出したがる人は、えてして「買っても当たらない」がその何万倍も正しいという事実に目をつぶります。

両者それぞれの正しさを適正に評価しないのは、公正な態度ではありません。私が、宝くじが当たると思っている人を苦手にする理由のひとつです。

「もし、宝くじで○億円当たったら」と妄想する人に、「もし、あの二次元キャラクターが俺の嫁だったら」と夢想する人を嗤う資格はありません。

過去に別記事で検討済みですので、詳しくはこちらをご参照ください。

「抽選」で考える「当選」の理

とはいえ、法も含めた公式の表記が「当せん」であることをもって、「当選」が間違いとするのも、違うなと思います。

同じく、元来くじを表す「籤」を使う別の熟語で検討してみましょう。

「抽選」です。

そもそもは「抽籤」

「抽選」も、「せん」はくじを表す「籤」と書くのが元来の表記です。

漢字で書くなら「抽籤」です。本当は。

宝くじ公式は、抽選ではなく「抽せん」

ですから宝くじ公式サイトでは、「当せん」と同じように「籤」の字の使用を避けて、かな書きで「抽せん」と書かれています。

2015-04-06_1157

宝くじ公式サイトより

律儀ですね。

しかし、世間一般に認められている

しかし「抽籤」の「籤(せん)」は、既に同音の「選」化しています。

広辞苑(第五版)の語釈です。

ちゅう-せん【抽籤・抽選】
(「抽選」は現代表記)くじをひくこと。くじびき。(くじびきで)選び出すこと。

「抽選」の表記は、既に現代の日本語世界で広く認められていると言えそうです。

3つめの語釈では、「くじ」よりも「選び出すこと」の方に焦点が当てられています。

「抽選」の出自は「代用表記」なのでしょうけれども、既に定着していると評価できます。

現場は「当選」

「当選」に戻ります。

こちらは、宝くじ売り場を画像検索して見つけた画像です。

20150406_640px-Public_lottery_counter

commons.wikimedia.orgより

2010年に撮影されたもののようですが、看板のさらに上に「売場から 高額当選 出ています」と掲示されています。

既に現場レベルでは「当選」で何ら問題なく通用していそうです。

まとめ

宝くじは

  • 公式には「当選」しないこと
  • 一般人を含む現場レベルでは「当選」であること

を見てきました。

「当選」しないのに「当選」すると思われている、認識のギャップが観察できます。

一般化すると、どうやら彼我の認識の差があるところに、カネを生むチャンスがあるようです。

金が欲しいです。

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コメント

  1. m(_ _)m より:

    > 「もし、宝くじで○億円当たったら」と妄想する人に、「もし、あの二次元キャラクターが俺の嫁だったら」と夢想する人を嗤う資格はありません。

    いや、これは明らかに詭弁です。

    いつか未来でドラえもんの道具のようなものが発明されて、アニメの中に入れる事があるかも知れません。

    しかしながら、それは たらればの話で、
    現在の技術では実現率が0%の可能性の話です。

    宝くじの一等の当選確率は0.00000005%ですが、0%ではありません。
    20ユニットが発売されていたら、日本の何処かで20枚は確実に存在します。

    被爆云々別記事で検討済みとの事で読みましたが、論理が飛躍しすぎており、何を言ってるのか全く分かりませんでした。

    当選と当籤、漢字の違いはさて置いて、
    「当たらない」と「まず当たらないと思えてしまうレベルで可能性が低い」という事を同一視するのは如何なものかなと思います。

    0%と0.00000005%には大きな隔たりがあります。

    今回のエントリーにおいて、
    Cherry PickingとConfirmation BiasとRed Herring、
    議論において行なうべきではない論法が3つも使われていました。

    宝くじが当せんしない事に対して、もう少し説得力のある根拠を以って証明して欲しいです。

  2. ヤシロタケツグ より:

    コメント拝読しました。
    しっかり読んでいただいていて、ありがたいです。

    >当選と当籤、漢字の違いはさて置いて、
    そこが主題ですので、さて置かれてしまうのは困ります。

    >0%と0.00000005%には大きな隔たりがあります。
    隔たりがあることは同意します。それを「大きな」と評価するかですね。

    >「当たらない」と「まず当たらないと思えてしまうレベルで可能性が低い」という事を同一視するのは如何なものかなと思います。
    私はたとえば、「落ちてくる隕石」について両者を同一視しています。
    宝くじに関しても、両者を同一視する方が幸せに暮らせるのではなかろうか、という趣旨です。

    >しかしながら、それは たらればの話で、
    >現在の技術では実現率が0%の可能性の話です。
    元のくだりは、「実現後」の段階ではなくて、妄想/夢想を広げている段階での対比です。
    「当たらないけど、『もし当たったら』とあれこれ想像するのが楽しい」という動機で宝くじを購入している層を意識して書きました。

    • m(_ _)m より:

      返信ありがとうございます。

      >当選と当籤、漢字の違いはさて置いて、
      そこが主題ですので、さて置かれてしまうのは困ります。

      すみません。
      主題という事は理解しておりましたが。
      途中でこの漢字の差ではなく、
      明確に「当せんしない」という事を仰っていたので、そこに焦点を当ててコメントしました。

      > 隔たりがあることは同意します。それを「大きな」と評価するかですね。

      確率の世界において、1%と2%では大きな隔たりはありません。
      しかしながら、0%と1%、もしくはその間にある無限の小数には途轍もなく大きな隔たりがあります。

      どれだけ可能性が低かろうと、
      「起こりえる」と「起こらない」は完全に別物だからです。

      > 元のくだりは、「実現後」の段階ではなくて、妄想/夢想を広げている段階での対比です。

      こちらのくだりですが、
      「起こりえる事」への妄想と「起こらない事」への夢想で、
      そもそも土台が別物なので つっこみました。

      しかしながら、まず当たらないと思っていた方が幸せという事には大いに賛成してますし、
      当てようとして 何万円分も買う人は ちょっと、、、と思います。
      60億円(2000万枚分)という大金の中では、300円も100万円も些細な差なので、つぎ込むだけ無駄ですしね。

      なので、どうせ当たらないだろうとタカをくくりつつも、僕は毎回1枚だけ買って妄想してます。

      以前、1等の組違いが1回だけ当たりました。

      そんな感じで失礼します。

  3.   より:

    >当選と当籤、漢字の違い

    ただの揚げ足取りだよね
    しかも記事の一番上。目立つ所にある
    ここチラっと読んだだけで以下の文章読んでもらえないよ

    全然当たらないいうなら、300円や1万円は当たったことあるよ
    漢字違うから当たらないんでしょ(笑)
    はい論破

  4. 名前 より:

    >はい論破
    日本語が読めてない奴が論破した気になってて草