3度目の東京オリンピック後に予想される問題を取り越し苦労する話

こんにちは。

今世紀最大級(※当社比)の取り越し苦労をします。

はじめに

ふと心配になりました。

2020年大会が終わると、「東京オリンピック」と言っても「どの?」ってなるんじゃないだろうか。

こんな「トラウマ」があるからです。

以下、老人の昔話です。

「次期システム」のトラウマ

あれはいつ頃だったでしょう。ずいぶん前ですが、前の東京オリンピックは終わっていた気がします。

その頃、とあるシステムの運用保守を担当していた僕は、それを全面的に刷新する「次期システム」を担当する部署に異動しました。当時稼動しているシステムは「現行システム」と呼んでいました。

開発中はそれで問題ありません。

問題は、「現行」を切り替えて「次期」のサービスが開始して間もなく起こりました。システムの呼び名に混乱が生じたのです。

たとえば、不具合事象の解析で「現行システムの仕様は?」と言ったとき、「どっちの?」となりました。開発していた「次期」システムは、もはや「次期」ではありません。現に動き始めていたからです。

ならば呼称をスライドして、古いものを「旧システム」、新しいものを「現行システム」と呼び換えればよかったかというと、そうはいきませんでした。

ややこしかったのは、旧来の「現行」もまだ「現行」だったことです。段階的に切り替えていったので、両者が併存していた時期がしばらくあったのです。

この経験で言えば、次の東京オリンピックが終わった後がやばいです。区別がつかなくなるからです。

3つの「東京オリンピック」

「東京オリンピック」のインスタンス(実体)は3つあります。

  1. 第12回・1940年の東京オリンピック
  2. 第18回・1964年の東京オリンピック
  3. 第32回・2020年の東京オリンピック

1.は戦争のため開催返上し中止となりましたので、これまで東京で「オリンピック」といえば、ほぼ自動的に2.の「開催された方」を意味していました。1.を指すときは「幻の」とか付けておけば区別ができました。

しかしこれからはそうはいきません。「次期システム」の轍を踏みそうな気がしてなりません。

ロンドンにならう

先例を参照してみます。ロンドンです。

ロンドンでは、1908、1948、2012年と3度オリンピックが開催されています。中止になった1944年を含めると計4回の「ロンドンオリンピック」があります。

調査結果:ロンドンオリンピックの呼び分け方

呼び分け方を見るために、用例を探してみました。

Olympic.orgではLONDON 2012でした。これは開催回数に関係ありません。すべて「開催地 開催年」のフォーマットで統一されていました。

それ以前の、20世紀のロンドンオリンピックはどうだったのでしょうか。

こんな用例がありました。

Sport, ancient and modern Olympic games of London (1908)|BRITISH HISTORY ONLINE

THE OLYMPIC GAMES OF LONDON, 1908

ここに掲載されているのは、1911年のテキストです。この時点でロンドンオリンピックはひとつしかありませんから、年はカンマ打ちで最後に置かれています。

時代は下って、インスタンスが複数ある時点での用例です。

「The yyyy(開催年) London Olympics」のように、形容詞句として開催年を付けて区別するようです。

結論

ロンドンの例もふまえましてこうします。

東京オリンピックは、開催年にちなんで「ろくよん」「にーまる」と呼び分けることにします。

「よんまる」は、従来同様「幻の」でいいと思います。

どっちにしろ、その頃はもはや、あっしにはかかわりのねーことでござんす。

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