宝くじは放射能である

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こんにちは。

要約:Executive Summary

宝くじは放射能です。

  • 宝くじを買う=被曝する
  • 当せんする=健康被害を生じる

ととらえると、関係性としてだいたい合っている気がします。

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※画像は、mizuhobank.co.jp、pixabay.comより

健康被害に期待しすぎ

宝くじに被曝して、人体に影響を及ぼすほどの健康被害を期待している人が、世の中多すぎます。

その程度の被曝では、何も起こりません。

被曝=被害はあり得る説

そう指摘すると、そんな人は決まって「でも買わないと当たらない」と言い出します。

被曝しているので、そのこと自体は間違っていません。

しかし、被曝は量の概念です。量で考えてほしいです。

被曝は量で考えよう

宝くじは

  • 買っても当たらない
  • 買わないと当たらない

どちらも真実です。

量の概念を加えてみましょう。上の2つの命題を量で考えるとこうなります。

宝くじによる健康被害発生確率の量的試算

ここでは「1000万円以上の当せん」を、宝くじによる「人体に影響を及ぼすほどの健康被害」と定義しておきます。その被害発生確率はだいたい100万分の1です。

したがって、宝くじ1枚分の被曝量で「買わないと当たらない」と言うためには、100万回「買っても当たらない」と言わないといけません。それが量的に正当な両命題の評価です。

それぞれ口に出して言うのに1秒を要するとして、100万秒≒11.5日間休まず「買っても当たらない」と言い続けてはじめて、1回「でも、買わないと当たらない」と言えます。

仮に100枚=3万円分被曝していても、同じ健康被害を生じるケースを想定すれば、それでも1万秒≒2時間45分ばかり「買っても当たらない」と言い続けなくてはいけません。

そうでなければ、量的に両命題を公平に取り扱っているとは言えません。

1万枚=300万円分の被曝でやっと、1分40秒=100回の「買っても当たらない」対1回の「買わないと当たらない」になります。

「でも買わないと当たらない」と言い出す人は、それを持ち出すタイミングが早すぎます。その命題を不公平に高く評価しています。

もし「買っても当たらない」に「でも買わないと当たらない」と1対1でイーブンに言いたいなら、1億5000万円分ぐらい被曝していなければいけません。

マラソンの応援にたとえてみると

宝くじの被曝で健康被害を期待するという行為は、もっとざっくりしたたとえで言うと、42.195kmのフルマラソンを沿道で応援していて、高橋尚子選手(でなくてもいいですが)の投げたサングラスが自分の目の前に転がってくる。それぐらいの出来事を期待するのと変わるところがありません。

それでも「沿道で応援していないとサングラスという名の幸運は転がってこない」と思うのでしょうか。

有効数字5桁で間違いと断言できますが、それ未満の世界でも完全無比に間違っているわけではありません。「必ずサングラスを投げる」が前提ならば、レースのたびに最低1人は目の前に転がってくる人が実在するわけですから。どうぞ沿道に立ち続けてください。何も起こりません。

確実に影響の出る被曝量

くり返しますが、被曝は量の概念です。

ですから、確実に健康被害を生じる宝くじの「被曝量」は存在します。こちらで記事にしました。

その値は、これぐらいなら間違いなく影響が出るだろう、と一般に期待されている値より何桁も大きいものです。

まとめ買いでも知れている

これぐらい被曝すれば影響が出るに違いないと、宝くじをまとめ買いをする人がいます。それでも被曝の線量は、たとえるならCTスキャンやらラジウム温泉やら程度です。日常を送るレベルの健康には何の影響も出ません。

さらには、お金に余裕のある人らが何人か資金を持ち寄ったりして、100万円分だとかの宝くじを買うといった話も仄聞します。それでも高放射線地域に行ってしばらく過ごした程度です。たかが知れています。

まとめ

宝くじに被曝して健康被害が生じるのを期待するより、ないと心得て暮らす方が、よほど健康に過ごせます。

確率の事象ですから、高精度に100%健康被害が出ないと断言はできません。しかし日常レベルの有効桁数で被曝を量的に評価すれば、ないと評価して一向に差し支えありません。

世の中、健康被害が生じるだけのカネが出入りする事案は宝くじ以外にいくつもあります。

そして僕には、宝くじに被曝して健康被害を期待してしまう層が、低線量被曝による健康被害を実態以上に過大見積もりしている層に重なっているように思えてなりません。

参考文献

記述にあたり、次の書籍・サイトを参照しました。

早野龍五 exotic atom and nucleiから参照できる次のPDF文書

日本語抄訳です。内容は理解しきれません。原文は見てもいません。ただ、早野さんが科学的な姿勢でものを言おうとしていることだけはわかります。

一方、反対側のスタンスでは、Googleトレンドから慢性の健康被害の発生を示唆するブログ記事がありました。

無視しがたいデータです。と同時に人間以外の生物で検証するとどうなるだろうかとも思います。人間は放射線以外にもいろいろと影響を受けやすいので。

こちらからは以上です。

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