「STAP細胞作製成功」物語への組織的関与の疑い

シェアする

こんにちは。

ひとつ前の記事

に追記するとタイトルと合わなくなってくるので、分けて書くことにしました。

底なし?疑惑の指摘記事

こんな記事が回ってきました。

20140315070914336_c4674c7ead8ea2721a9eb268e7e1fa7e
(画像も同記事より)

世界を驚かせた論文は、若い小保方氏をみこしにかついだ腕自慢の面々による共同作業だった。

と、一歩踏み込んだ書きぶりです。

世間も驚きました。また別の意味で。

人生幸朗の霊言

こんなぼやき漫才の台本を書きました。

まあ皆さん、聞いてください。なんですか、あの、STAP細胞。

若い娘が、かっぽう着着て、刺激ひとつでなんにでもなる言うとった。

リケジョリケジョと歌とうとった。

論文、嘘やったゆうねん。

あたりまえじゃ!

ほしたらなにか、うちの近所の定食屋、あのおかみ、あれもリケジョか?

――なんでやの

かっぽう着着て、中華鍋ひとつでなんでも作りよる。

論文は書かん。

――アホ言いな

なに?あんたらも、クッキング? どないやねん 責任者出てこーい!

――なに言うてんのこのドロガメ!

ごめんちゃい

2014-03-16_200903311221552fes

出所・関連情報

イラストの転載元はこちら。

コンビについては、上記リンク先+同じサイトのこちらが詳しいです。

組織的関与の疑い

さて、「STAP疑惑底なし メディア戦略あだに」の記事が指摘するとおり、キャリアの浅くおぼこい研究者が、かつがれてリーダーに就いていたならば、

笹井氏は小保方氏を大舞台に押し上げようと奮闘。会見に備え、理研広報チームと笹井氏、小保方氏が1カ月前からピンクや黄色の実験室を準備し、かっぽう着のアイデアも思いついた。

そんなおぼこい研究者をみこしに乗せて担いだ面々も、相応の責めを負わないと道理が合いません。科学研究と直接の関係はなく、「不正」も言い過ぎかもしれないにせよ、最低でも「不適切な演出」の域に入ると考えられるからです。

責任者出てこーい!

(2014/04/12追記)

上の文言について「広報チーム」「1カ月前」は誤りとする報道がありました。

理研の発生・再生科学総合研究センター(CDB)国際広報室の泉奈都子氏によると、小保方氏はユニットリーダーに着任した2013年3月以降に実験室の改装計画を進め、同年10月までに工事は完了したという。

また、小保方氏が実験時に割烹着を着ていたことは、理研の広報担当者は当日初めて知ったという。小保方氏は、4月9日の会見で3年ほど前から実験時に着ていたものと説明。

出所:gohoo.org > 割烹着とピンク実験室「理研広報の演出」は誤報(2014/04/11付)

かっぽう着の方はそれでいいとして、こちらの事実どおりでも、部屋の壁を塗り替える権限まで与えられるものなのかなとの疑問は残ります。同じ研究所での他の研究ユニットの部屋がどの程度にユニットリーダー色に染まっているのか、対照群を見てみたいところです。

論文不正も同様かも

論文の不正についても、同種の疑惑が残ります。

もしも研究への寄与度を度外視し、おぼこい研究者を論文の主著者にかつぎあげていたのならば、それは共著論文の責任分担が実態に即していないことを意味するからです。逸脱行為である「ギフト・オーサリング」の亜種だとも言えます。

構造的問題―『背信の科学者たち』(2006, 原著1983)の指摘

前の記事でも引き合いに出した、科学研究のミスコンダクトに関する古典的著作である『背信の科学者たち』から、別の箇所を引用します。

立身出世主義を助長し報奨を与える組織の体質が、全体的に見て欺瞞の誘因となっているのである。(p.308)

彼ら[引用者注:若い研究者]は時には先輩の行為の悪い面を模倣することによって圧力に対抗するのだ。このような状況こそが、往々にしてデータのごまかしや、大きな捏造をまねくのである。(p.308)

原著は1983年刊行です。とっくの昔に、既に言われていたのであります。

訳書も原書も、現在新刊で手に入らないのが惜しすぎます。

いずれにせよ、本件の構造的背景に潜んでいた事実は、追って明るみに出るものと期待しています。

こちらからは以上です。

スポンサーリンク
Google AdSense
Google AdSense

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
Google AdSense

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)