つんく♂さんが喉頭がんだったと知り、モリ反省。悔しいです!

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お前らゼロか! ゼロの人間なのか! それでいいのか?!

滝沢賢治(山下真司) 「スクール・ウォーズ」第8話(1984/11/24 OA)より

0.パスワードはゼロ

つんく♂さんって、喉頭がんだったんですね。

ロックバンド「シャ乱Q」のボーカルで音楽プロデューサーのつんく♂さん(45)が喉頭がんと診断されたと、所属事務所が6日、発表した。つんく♂さんは「早期のがんということで現在さっそく治療に入ったところです」と説明している。

ご本人のブログにも載っていました。

悔しいです!

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1.悔しいです!

誤解のないように付け加えておきます。自分が悔しいのは、つんく♂さんが実は喉頭がんだったこと、ではありません。

悔しいのは、己が不作為

そうではなくて、自分がつんく♂さんの異変に気づいていたにもかかわらず、結局は何も行動しなかったことです。

「できなかった」ではないのです。「しなかった」のです。

情けなくて涙が出ます。

悔しいです! チクショーぉお!

検証:どうしてこうなった?

こんな情けない気持ちはもうイヤです。2度と味わいたくないので、どうしてこうなったかを振り返って検証することにします。

僕がつんく♂さんの声の異変に気づいたタイミングは、合計2度ありました。

1度目

まず、審査員だった「ものまねグランプリ」(日本テレビ系 2013/12/22 OA)のときです。

ガラガラの声をされていました

風邪でも引いているのかなと思いました。

2度目

2度目が、出演されたau の「モリ娘。」CMです。

TVCM │ au学割「新メンバー」篇 30秒(2014/01/21 付)

ものまねグランプリの審査員のときと変わらず、かすれ声でした。

撮影日が近かったのか、風邪が長引いてるのか。ぐらいに思っただけで、そのまま流していました。

教訓:それはさすがに変

今回の件から学習しなくてはいけません。同じ轍を踏まないように、今後は「それはさすがに変」と気づかなければならないのです。

ポイントは、2度目がCMであることです。

CMというのはくり返し何度も放送されるものなのですから、できる限りの万全を求めるはずです。風邪だとかで一時的に喉の具合が悪いのだったら、たとえば後日声だけを録音で入れ直すタイミングもあったはずです。しかしそうはされていない。

これはすなわち、時間をおいても、つんく♂さんの声の改善が見込まれない状況だったことを意味します。

むろん、そう言えるのも今の視点からです。リアルタイムではそこまで思い至らなかった。

今さら詮ないが

YouTubeのau チャンネルにあるCM関連動画をいくつか見てみました。つんく♂さんの喉のコンディションの変わらなさぶりが、痛切です。

悔しいです。

ツイッターでは「それで声が…」との反応しきり

au のCMで彼の声の異変に気づいていた人は、多くいたようです。ツイッターを見てみたら「ああ、だから」「それで声が…」という類のツイートが吹き荒れていました。

やめろとは言いません。誰も悪くありません。

けれども僕は、もうそのレベルにいたくありません。毎度毎度、ニュースになってはじめて「だから…」「それで…」「そういえば…」では、あまりにもダサすぎます。

いつもいつも、行動に出るきっかけがニュースなどの「他の誰かの知らせ」では、いつまでもクソ素人です。モリモリのクソまみれなんてイヤです。スカトロなんてイヤです。

僕は違うところを目指します。

行くあてはないけど ここには居たくない
幸せになるのさ 誰も知らない 知らないやりかたで

《小さな恋のメロディ》(詞:浅井健一, 1998)

さすがベンジーです。すっかりお見通しです。

2.モリ娘。というより「森伏す」

ここから「モリ娘。」ではなく「森伏す」の話をします。

落合博満のスゴいエピソード 2010年4月27日 中日-巨人戦(ナゴヤドーム)

僕は、2014年にしたいことリストに「落合博満の研究」を入れています。身震いするほどにすごい逸話をひとつ聞き及んで、「なんでそんなことができたんだろうか」と探求したくなったからです。

2010年4月27日、ナゴヤドームで行われた対巨人戦での出来事が、もうスゴいのです。

経緯をまとめたページがありましたのでテキストを拝借します。※下線は引用者

この試合は、森健次郎球審で試合が始まったが、2回表の巨人攻撃中、落合は、森球審の元に突如歩み寄り、交代を勧めた。これは、ダイヤモンド全体を視野に入れて野球を見ていた落合が球審の様子をいつもと違うと気付き、その理由が体調不良にあると見抜いたのである。
 実際、森は、このとき、風邪による発熱により、体調が著しく悪化していた。
 事情を飲み込めない巨人の原監督は、何事かと球審のところに飛んできて確認し、テレビ中継者や観客も訳が分からず、騒然となった。他の人々にとっては、その程度の認識しかなかったのだ。

出所:充実した落合監督8年間の記録と記憶(11)~2010年~ (2012年10月付)

球審「森伏す」です。

それにしても落合博満さんとは、なんという人なのでしょう。すごい観察力です。恐ろしすぎます。

観察力もすごいが、それ以上に大事なのは

体調不良を見抜いた落合さんの観察力は、ことほどさようにすごいです。卓抜しています。

さらにさらに、もう一段階力を込めて強調しておきたいのは、落合さんがグラウンド内外の誰よりも先に動き、球審の森さんに交代を勧めた。このアクションです。

この話の最重要ポイントは、ここにあります。

大事なことなのでもう1回言います。誰よりも早く動いた。ここがスゴいのです。スゴすぎなのです。

教訓:動かなければゼロ

落合さん以外にも、森球審の異変に気づいていた人はいたのかもしれません。しかし気づいていながら何もしないのでは、気づいていないのと変わるところはありません。結局クソまみれのクソ素人です。

それにしても恐ろしい。「なんでそんなことができるのか」と、僕はこの逸話と落合さんに戦慄すら覚えます。

なお年頭に掲げた「落合博満の研究」、いまだ進捗ゼロです。まったく動けていません。やっと、かこつけてこの話が書けたという、ひどいていたらくです。

悔しいです!

悔しいから、この理想を目指す

さかのぼった理想論で言えば、2度目の異変を認めたところで、つんく♂さんに対し何かアクションを取るべきでした。

理想の満点アクションは、落合さんばりに「つんく♂さんに交代を勧める」こと。

もっとも実際のところを考えたならば「喉の具合がお悪いようで心配です。ご自愛ください」みたいなコメントをどこかへ付けるとか、直接でなくても懸念を表明するとか、そんな些細なレベルでのアクションが現実解でしょう。

いずれにしろ、要は、「気になる」をどこかに伝えることです。

異変に気づいたら、動く。

肝に銘じます。

3.「4つの0」というか「109対0」―出典解説

僕は出典をちゃんとしておきたい出典マニアなので、そこにも触れます。

ザブングルの加藤歩さんでしか「悔しいです!」を知らない人も増えているようです。加藤さんの名刺代わりになっていることも確かですからね。

ひとつ申し添えておきます。あれは、加藤さんによる「本歌取り」です。

なお「本歌取り」とはこんな意味です。

意識的に先人の作の用語・語句などを取り入れて作ること(広辞苑)

ドラマ史に残る名シーン(ただし初老以上に限る)

その「本歌」とは、ドラマ「スクール・ウォーズ」です。第8話(1984/11/24 OA)に出典となるシーンがあります。今も初老の記憶に深く残る名シーンです。

場所は試合後のロッカールーム。同じ高校生相手に109対0という屈辱的な大差で敗れたにもかかわらず、どうでもいい的な投げやりな態度でいることに、山下真司さん扮する滝沢賢治がブチ切れます。

その1:「悔しいです!」まで

それでは本歌取りの「本歌」で、前後の流れを確認しておきましょう。

テキストは、スクールウォーズ名場面集【109対0】|ジジイ通信@Blog(2005/01/02付)を参考にしました。

お前らゼロか! ゼロの人間なのか!

何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまま終わるのか

それでいいのか お前らそれでも男かぁ!!

悔しくないのか! とがわ(玉川)! 和久田! 森田!

その2:「悔しいです!」

ときてからの

悔しいです!

なのであります。

ザブングル版「悔しいです!」の本歌は、森田(宮田恭男さん)

この「悔しいです!」は、ラグビー部員森田光男を演じる宮田恭男さんの台詞です。

これをザブングル加藤さんの「悔しいです!」のルーツ、「本歌」とします。

2014-03-06_large

※画像は、TBSチャンネル > スクール・ウォーズ

森田の後も、部員が次々と同じ台詞を口にはするのですが、加藤さんの顔の作り方からすれば、宮田さんのものが下敷きになっていると言えます。

その3:「悔しいです!」からの

「悔しいです!」の後ろも確認しておきましょう。

「悔しいです!」が強いオチになっているがために顧みられることは少ないくだりですが、今回の問題にも通じる非常に大事なことを言っています。

悔しいのは誰でもそう思う。でも思うだけでは駄目だ!

お前たちそれでどうしたいんだ!

どうしたいんだ?!

勝ちたいです!

そうです。思うだけではダメです。動くのです。

動くのです。そして勝つのです。

まとめ

僕も勝ちたいです。

勝ちます。誰も知らないやり方で。

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