Kindle のCM動画チャンネルに「フラット化する世界」を見た

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こんにちは。

要約:Executive Summary

YouTube にあるAmazon Kindle チャンネルのあり方が面白いです。

一部で「ウザい」と不評の日本向けCMだけでなく、同じスタイルで作られた米国向けも英国向けも、全部この同じチャンネルに入っているからです。

2014-01-07_2015
※画像は、Amazon Kindle チャンネル|YouTube

完全に『フラット化する世界』です。

「不評CMシリーズ」スタート?

先日書いたこちらの記事に、おかげさまで多くの方がアクセスしていただいているようです(※当社比)。ありがとうございます。

「新しくなった」つながり、Kindle Paperwhite

となると俄然、ネットでは同じく

  • イラッとする
  • ウザい
  • ムカつく

などの不評が渦巻く「新しくなった」の二大勢力、そのもう一方に触れねばなりません。

そうです。「新しくなったKindle Paperwhite」のあれです。

不評に応えて、Amazon Kindle チャンネルにある2パターンとも埋め込んでおきます。

The all-new Kindle Paperwhite (Japan TV Commercial). You’ve got to read it to believe it.(2013/11/12)

The all-new Kindle Paperwhite (Japan TV Commercial). You’ve got to read it to believe it.(2013/11/12)

読んでるあなたがイヤになる

このCMについて、僕自身は見るだけで不快というほどではないですが、不快に思う人のその嫌悪感は十分理解できます。

わずか数秒間の印象を根拠とすることが早計なのを重々承知で言えば、CMに出ている方々が、仲良くなれそうにない人ばかりだからです。

CM内の

読んだらあなたも好きになる。

のうたい文句に反し「読んでるあなたがイヤになる」のです。

偶然だろうけど、共通点が多い二大勢力

単なる偶然でしょうけれども、この二大勢力、すなわち、「新しくなったKindle Paperwhite」を取り扱うアマゾンと、「新しくなったWindows」のマイクロソフトの両社は、これだけの共通点があります。

  • アメリカ発祥
  • 当初の業務ドメインは「無形物」(ネットショッピング、ソフトウェア)
  • IT化の進展を追い風に業容を拡大
  • ハードウェアに進出
  • ハード製造は世界規模での少品種大量生産が基本

そして「日本市場向けCMがウザい」まで共通してると。

がんばれ日本企業

心情的には、日本企業にもこの二大勢力になんとか伍してもらうべく奮起を期待したいのですが、もはや、この種の嫌悪感を出すパワーも残されていないのでしょうか。だとすれば、悲しいことです。

米・英・日、ぜんぶ同じチャンネルに一緒くた

さて、僕がこのCM動画を探して、あり方として面白いなと思ったのは、YouTube の同じチャンネルの中に、米国向けも英国向けも全部一緒くたになってアップロードされていたことです。

具体的に述べると、次のとおりです。同じくAmazon Kindle チャンネル内で見つけました。リンクだけを全部張っておきます。

米国版がこちら。

英国版がこちら。

米国版ではニューヨークの街角、英国版ではロンドンの川沿いに同様のセットを組んで撮影しています。

日本向けもアメリカ向けもイギリス向けも、全部一緒のチャンネルに並んでいます。

こういうくくり方は、珍しくて新鮮でした。

企業チャンネルの「くくり」比較

比較のため、別件でYouTube 内の企業公式チャンネルを探した経験から述べます。

たとえばマツダの場合、地域ごとにチャンネルが別れていました。(例:USACanadaEurope

また、マイクロソフトの場合、製品(例:Windows)だったり、地域(例:CanadaHong Kong)だったり、はたまたその組み合わせ(例:Windows Japan)であったりという具合で、混沌としかかっています。

IE のバージョンを「上がるのではない。増えるのだ」と揶揄されることもあったりの、そんな企業文化がうかがえてほほえましいです。

チャンネル内の使用言語は共通

いずれにしても、各チャンネル内の動画は、英語なら英語、中国語なら中国語で、どれも揃っています。(ただし全部確認していないので例外があるかもしれませんが。)

そういう例しか知らなかったので、英語の動画も日本語の動画もひとくくりにしているAmazon Kindle チャンネルのありように、新しいスタイルの胎動を感じたのでした。

米国版の存在は既報。しかし「ポイントそこかよ?」

同工の海外版があることを指摘するページがほとんど見当たらなかった「新しくなったWindows」と違い、Kindle Paperwhite のCMの場合、それを伝えるネット記事はありました。 見つけたのはこちらです。

Amazon、米国で Kindle Paperwhite と iPad を比較するテレビ CM|japan.internet.com(2013/11/08付)

ですがこの記事の主眼は、タイトルにもあるとおり、米国ではCMのなかでiPad との比較を行っていることでした。

日本ではあからさまな比較広告が認められていないから「アメリカじゃこんなだよ」と伝えたかったのでしょうけれども、僕に言わせれば「今さらそこ?」という感じです。視点が3~40年ずれています。

【訂正】(2014/03/30追記)「認められていない」は事実誤認でした。「認められるには一定の要件がある」と訂正します。

参考:話題のペプシ「コカより美味い」CM、なぜ違法ではない?意外に緩い比較広告への規制|biz-journal.jp(2014/03/18付)

「フラット化した世界」の仲間・その1

「フラット化した世界」でやっているところは他にもあるのだろうかと、企業関係で少し探してみました。

ざっと見た範囲だと、Samson Mobile が該当しそうです。テレビCMではなさげですが、たとえば

GALAXY Note 3 + Gear #SMARTMOVE World Tour – Real Lives, Made Smarter(2013/12/16)

という2分強の動画がありました。米国、中国、スペイン、シンガポール、フランス、香港、英国(登場順)のGALAXY ユーザーの声を伝える「てい」の、サマリー的な動画です。

チャンネル内には、個別の各国版の動画がありました。

仲間・その2

あと、動画チャンネルで地域関係なく「フラット化した世界」スタイルでやっているのは、同じく過去に探してみた経験の範囲で言うと2つあって、

ひとつはMetallicaTV(YouTube)、

2014-01-07_2013-09sep22_pic19

※画像は、metallica.com>Tour>Mariano Rivera Day @ Yankee Stadium Sep. 22, 2013

もうひとつは、ironmaiden(YouTube)/Iron Maiden(vimeo)です。

2014-01-07_4827895_300

※画像は、vimeo.com/officialmaiden より

結論:wanna be a rock star?

もしかすると、Kindle (とSamson)が目指しているのは、ロックスターなのかもしれません。

おわりに:「やらせ」説は保留

Kindle Paperwhite のCM本編の話に戻ります。

中にはこのCMを「やらせ」と見る人もいるようです。

その可能性も否定しませんが、僕自身は、そう断定することは保留します。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。まだ何とも言えません。

このあたり、別途書くつもりでいます。

つづく(予定)

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