Twitterのタイムラインを2か月眺め続けて、フォローするアカウントの特性が定まってきた

非公開求職案件:Twitter をひたすらROM る

こんにちは。

3月20日付で会社を辞めてから2か月強のあいだ、連日連夜、毎日何時間もTwitterのタイムラインとリンク先のWebサイトを眺めて過ごしてきました。もしもこれが労働契約に基づいた「業務」だったのならば、フルタイムの勤務時間をゆうに超え、間違いなく長時間労働の域に入るでしょう。おまけに休日もありません。

そんな“激務”の末、自分なりにフォローするTwitterアカウント選びの基準、ひいてはTwitter との付き合い方が定まってきましたので、言語化の試みとしてまとめておきます。

ネット掲示板の世界には、「半年ROMってろ」という先人のありがたい格言?がありますが、通常の半年分以上の接触は十分にしましたから、期間は3分の1でもアウトプットしていいころ合いだとの判断です。

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タイムラインを眺めてわかったこと

自分が接した範囲での日本語ツイートの傾向めいたものについて、この2か月あまりでわかったこと、わかってきたことを順不同で書きます。

  • 有名人のツイートはたいていつまらない。
  • 思考の結果や過程が感じられるツイートは少ない。多くはただ「反応」しているだけ。
  • とはいえ、発信者のTwitter 内外での知名度と関係なく、有益な発信をしているアカウントはある。そんなアカウントに出会ってツイートに接するのは大きな喜び。

というところで、意味内容として重複するところもありますが、

  1. 自分にとって有益な情報が発信されていること
  2. 自身が関心のある分野で興味深い活動を展開していること

の2点を有力な条件として、フォローするアカウントを決めるようになってきました。

当然ですが、Twitter を含むネットサービスは利用規約に違反しない範囲であれば使い道は自由ですので、他者に「こうあるべし」と規範を求めている意図はありません。

フォロー先に選ぶアカウントの持つ6つの特性

「フォロー先選び」は、2か月間ほぼ感覚的に行っていた行為でしたが、この機会に言語化することで整理し直しました。

私がフォローするアカウントの条件とは、前述の2つを有力な前提条件として、大別すると次の6つの特性のどれかに当てはまるものだと言えます。むろん、個々のアカウントの位置づけはこれら6つのどれか1つに固定的ではなく、いくつかを兼ね備えていたり、あいだを揺らいでいたりします。

師匠
鋭い視点・論点、本質につながる意見を提示してくれる人です。自分の思考を広げ、深めてくれます。
あるいは、リプライの上手な人です。言い争いのテクニックや、おかしな人への対処法を学びます。

斥候
世の中のいろいろな記事や出来事を知らせてくれる人です。ニュースを探す手間が省けます。得意としていそうな業界ごとに複数取りそろえることで、業界インサイダーならではのビビッドな情報も期待できます。また、 ここでは反応の早さも有力な要件です。

ライバル
1)競争相手
社会のいろいろなところでがんばっている人です。自分もがんばらないとと思わせてくれます。

2)好敵手
自分とは違う価値観を持っていそうな人です。同意しかねる意見に、どう反論すればいいかをシミュレーションします。

異界人
今まで接点がなく、将来も恐らくは接点の生じないであろう世界に暮らす人です。世界の多様性を再認識し、時にはTwitter 外にも思いを馳せます。
違う時代の文献、史料からつぶやくbot も含みます。

慰安婦(夫)
とぼけた人です。安らぎを得ます。リアルに命まで取られることはなくとも、うかつに打って出れば袋叩きに遭うのがTwitter です。必要だってことは誰だって分かるわけです。

うん、いい感じ~

以上の基準に沿ってタイムラインをデザインする、すなわち、フォローするアカウントを取捨選択していった結果、最近は有益で快適かつバラエティに富んだツイートが流れてくるようになってきたなと思えます。

けっこういい感じと自画自賛しています。

私がフォローをやめるとき

ひとつ意外だったのは、一度フォローしたアカウントについて、フォローのやめどきがクリアに分かることでした。やめどきにおける心の動きというのは、「嫌う」とも「疎む」とも「飽きる」とも違っていて、決して一時の感情の揺れなどでなく、実に穏やかに内心の声が聞こえてくる、といった感じなのです。自分本位なかっこつけた言い方をすれば、自身のステージが変わってくる結果だろうと思います。

あなたからのツイートはもう私には必要なくなりました、今までありがとうございました。
そう感謝しつつ、静かにフォロー解除ボタンを押しています。もし私があなたのフォロワーでなくなっても、こういう事情ですのでどうか気を悪くなさらないでください。

フォローしているアカウントの数は、最大で200を超えたところまでいきましたが、今は185あたりで小さく上下しています。

もちろん、フォローしているアカウントの数をこのあたりで固定しているつもりはないですし、その値が大して変動しないにしても、メンツは入れ替わっていくことでしょう。

これからは

発信を増やしていきたいなと考えています。

ただ少なくとも私は、最低限でも自分自身にとって価値のある情報を発信するように心がけていきます。それが誰かの役にも立てれば、うれしいことです。

では。

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