林修さん、「命」と「お金」を語る(2013年12月11日「テレビ未来遺産」より)

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こんばんは。林修ナイトの時間です。

林修さんが出演されていた番組での発言をテキストにしました。

番組情報

テレビ未来遺産 逆境を乗り越えたあの人の魂の言葉2013(TBS系 2013/12/11 21:00-22:54 OA)

2013-12-13_1345

番組ホームページより)

困難を乗り越えてきた現代のリーダー達、2013年を代表する方々に3つの同じ質問をし、子供たち、若者たちが未来を生き抜くヒントになる言葉「魂の言葉」を聴く。

というものでした。

3つの質問

放送ではパートパートで細かく表現が違っていましたが、たとえば、こうでした。

1)人生に絶望した人が命を絶とうとしています。あなたならどんな言葉をかけますか?

しかし番組ホームページでの文言は、人生に絶望し命を絶とうとしているのは「人」ではなく、「若者」でした。

出演されていた方々の回答内容からすると、「若者」が本来の質問の文言であったと考えられます。

2)【金(かね)】に3つ目の意味を加えるとしたらどんな言葉を書き加えますか?

「金」の辞書の意味
1)金属の総称(鉄・銀・銅など)
2)金銭・貨幣・おかね

をふまえてのものです。

3)あなたの「Life Word」(人生に影響を与えた言葉、自分自身を支えた言葉、自分の指針となっている言葉)は何ですか?

林修さんの答え

放送されていたとおりに、できる限り忠実に書きます。

人生に絶望した人(若者)が命を絶とうとしています。あなたならどんな言葉をかけますか?

まず、僕のことを聞いてくれるなら、いったんは思いとどまって、家を丁寧に掃除してごらん。

林修“命を救う言葉” 家を丁寧に掃除してごらん

家を掃除していくと、そこに今まで自分が生きてきたものがいっぱい出てくると思うんですよ。そのなかで過去の自分の夢とか、いろんなものを、にも、もしかしたら向き合えるかもしれない。あ俺こういうことやってたじゃないか、何やってるんだっていうふうに、過去の自分に、今背中を押してもらうことは、まあできるかもしれないな(と)。

しかもここで、「丁寧に」というのがすごく大事なことで、いろんなこう人生の失敗って、ちょっとした丁寧さが欠けるところから、起きることが非常に多いんですよ。たとえばちゃんとこう丁寧にちゃんと置けばいいのに、パッと置いたからこうコップが割れてしまうとか、それは人に対しても同んなじで、もっと丁寧に接しておけばいろんな問題が起きなかったのにちょっとした雑な、感覚のなかでいろんなものを失ってきてる。それを、もし、かしたら、もしかしたら取り戻せるのかな。だからまず丁寧に部屋を掃除してごらん。

(林修さんの場合)

絶望はしないですね。どっちかって言うと、いろんな大変なことが来ると、わくわくする方です。

「一般にトラブルとは、作業着をまとったチャンスである」という言葉があるんですよ。だからわー大変だ大変だっていうんですけれどもきちんと作業着を着て、そして作業を一つひとつこなしていけば自分の能力を人に示すことができる絶好のチャンスなんで、楽しくてしょうがないんですよね。今までも大変なことありましたけど、なんかこう鮮やかに解決する自分の姿を勝手にこう思い描いて、ナルなんですね。

あなたが考える“お金のもうひとつの意味”とは?

人の知恵を測る物差し

林修“お金のもうひとつの意味” 人の知恵を測る物差し

お金の、特に使い方、まあ稼ぎ方もそうですけど、その人がどういうふうに考えてるかとか、その人が賢いかどうかってことは、その人のお金をめぐる動きを見て非常によくわかる。ま、そういう物差しの役割を果たすもの、かなあと。

あの稼ぐのも大変ですけど、上手に使うのはもっと大変なんで、そこで知恵がないと、結局、愚かな使い方をすると。

まあ授業でもよく言うんですけれども、よく大金持ちのお宅公開ってやりますよね。びっくりするぐらい一緒だと思いません? でっかい家作って家飾ってこう。なんか、あこういうことにお金を使ってるのかっていうのはあんまりなくて、ものすごく型にはまって、結局お金を持っていると同じことをやるんだ。そこで何か知恵を使ってって出てこないんだなっていう、のをいつも感じるんで。

/* 注
公開される大金持ちのお宅がびっくりするぐらい一緒なのは、一緒の、型にはまったお宅にしか行かないからです。

予備校の授業でこの話を聞いた人にも、一種の詐術だとわかってほしいところです。
*/

お金を使うのは

「こと」ですね。だから、みんながこう喜んでくれることとか、たとえば食事に行って楽しかったねっていう、その「こと」として何かお金をその瞬間に使えばもうそれでいい。

親父が、あのぅ戦前今の文京区に住んでたんですけれどもけっこう大きなお屋敷だったんですけれども、空襲で一発で焼けたんですよ。

結局「もの」なんてそんなもんだなっていうことが親父の中に焼き付いたみたいで。で、親父がそういう価値観で「もの」にこだわりがない人で、またそのことをずーっと聞かされてるうちに、まあ影響を受けましたね。

あなたの「ライフワード」は?

ひとつ言った方がいい言葉がありますよね。

まあでも、自分で言うのもなんですけど、「いつやるか? 今でしょ」っていう言葉はいい言葉だと思います。だんだん思うようになりました。

ただ、もっと強烈なのがあって、僕の好きな言葉として

死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし
生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし

これはどういうことかというと、ここで死んでしまっても永遠に朽ちることのないような素晴らしいことができるのであれば、いつでも命を懸けてやりなさいと。ただその一方で、生きていて、大きなことができるのであればいつまでも生き延びてそれを果たしなさいと。

まあ「いつやるか?今でしょ!」の究極バージョンだと。

/*
出典マニアとしては、きっと林さんもしたはずの

[吉田]松陰先生が30歳の時、高杉晋作に宛てた手紙でおっしゃった言葉
松陰神社ブログより)

といった、出典に関する話をことごとくカットしてしまう制作姿勢は、どうなのかと。
*/

番組の感想

あしざまに言えば、雑誌の特集なら20分もあれば読み終えられるほどの分量を2時間枠に引き伸ばしてやっていた番組でした。録画の1.3倍速再生で見ましたが、それでもテンポがのろかったです。

事実、番組の公式facebookページにある「ハイライト」なら、5分もあれば読めます。

良質なコンテンツを提供したいという意図はわかりますので、やらないよりはましですが。

次回予告的な

以下について、別途記事に書く予定です。3つあります。

  1. 林さんの言っていた「一般にトラブルとは、作業着をまとったチャンスである」という言葉について、出典を調べます。
  2. 林さんのライフワード 「死して不朽の見込みあらば…」は、先述したように吉田松陰の言葉のようです。ただし一部文言に疑義がありますのでこちらも資料で確認します。
  3. 出演されていた方の言葉を聞いたなかで、僕がホンモノだと思った人は、草間彌生さんだけです。別途まとめます。

付記:ヤシロタケツグの答え

人の答えにあれこれ言っているだけではフェアでないので、誰も望んでいないでしょうが、僕の回答も書いておきます。

人生に絶望し命を絶とうとしている人にかける言葉

質問の意図を汲んだ回答をするなら「話を聞かせてください」です。ある人が絶望に至るまでと「絶望する」ってどういう感じかを知りたいので。おごります。

ですがリアルに考えれば、「声をかけない」です。なぜなら僕は、「人生に絶望している人」を識別できないからです。

「命を絶とうとしている人」は、直前ならば識別できることもあるでしょうし、可能な状況ならきっと止めもします。けれども、そんな人が人生に絶望しているかどうかまではわかりません。

お金のもうひとつの意味

登れる蜃気楼

ライフワード

岸部四郎さんの「カネしかないな!」(「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」2002/10/20 OAより)です。

番組の企画で何度も落とし穴に落とされた岸部さんが、落とされた穴の中で最後に放った台詞です。

長く引用すると、

「カネしかないな! カネ持ってこい 機嫌よう帰ったるよ」

です。

この世の問題のほとんどは、カネで解決できます。

こちらからは以上です。

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