「食材偽装・メニュー誤表示」問題の解決目標は「80年代の歌番組の曲紹介」である

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こんにちは。

過不足はどちらも笑いになります。この記事では「過」の側に絞って論じます。

要約:Executive Summary

10月の阪急阪神ホテルズによる公表以来、「食材偽装・メニュー誤表示」が、あまたのホテルレストランや飲食店で表面化しています。

考えていくと、この問題を解決するには、アナログタロウさんのネタである「80年代の歌番組の曲紹介」を目指せばいいことに思い至りました。

なぜなら、一連の問題の真の原因は、「80年代の歌番組の曲紹介」をネタとして成立せしめている次の2つの性質が、料理メニューの世界ではいまだ「発見」されていないことにあるからです。

  • 「細かすぎて伝わらない」
  • 「どうでもいい情報を教えてくれる」

パート1.80年代の歌番組の曲紹介

「80年代の歌番組の曲紹介」とは、アナログタロウさんの持ちネタの1つです。

2013-11-21_1852

※画像は、アナログタロウオフィシャルブログ「アナログブログ

好きな曲紹介

どれもいいのですが、僕がいちばん好きなのは、中森明菜《DESIRE ―情熱―》(1986)のものです。

3週連続第1位の中森明菜さんですが、とにかくいちばんよく使う乾電池は、単三だそうです。
中森明菜さんで《DESIRE》

いつでも再現できるように、こんなブログ記事まで書いたほどです。

アナログタロウさん「80年代の歌番組の曲紹介」ネタ練習用セットリスト(2013/11/21)

2つの特徴

「80年代の歌番組の曲紹介」のネタには、次の2つの特徴があります。

1)細かすぎて伝わらない

「第15回 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」(2009年10月1日放送)で、アナログタロウさんが初登場で優勝したことにより、僕も知ることとなりました。

2)どうでもいい情報を教えてくれる

ネタのタイトルを省略せずに記すと、「どうでもいい情報を教えてくれる80年代の歌番組の曲紹介」です。

「どうでもいい」はアナログタロウさんの発見

ここでひとつ、80年代の歌番組をリアルタイムで視聴してきた初老の立場から、重要な点を指摘しなければなりません。

それは、こうしたスタイルの曲紹介で教えてくれることが、当時は「どうでもいい情報」ではなかったという点です。

僕自身当時そうは感じていなかったし、よしんば「どうでもいい」との見方が当時もあったとしても、少なくともそうした曲紹介のスタイルそのものにまで疑問を持たれてはいなかったと言えましょう。

80年代の歌番組の曲紹介で伝えられていたことが、実は情報として「どうでもいい」。この事実を発見したことが、アナログタロウさんの絶大なる功績であるわけです。

パート2.2010年代の料理メニュー

ではここで話を2010年代に移し、先ほどと同じ2つのポイントから、当世の食材偽装を生む料理メニューの問題構造を考えていきます。

問題1)細かすぎて伝わらない

ホテルや飲食店での食材偽装を生む一因は、料理メニューの表示が細かすぎて伝わらないことにあります。

食材表示の適正レベル

たとえばの話をします。

「麻婆豆腐」として出された料理に豆腐が入っておらず、ナスや春雨が入っていたら、違うだろとなります。それは「麻婆茄子」であり、「麻婆春雨」です。

料理メニューの名前における食材表示としては、このレベルが限界だと心得なければなりません。

ざっくり言えば、一般人が違いを判別できるレベル、これが料理メニューにおける食材表示の限界です。

細かすぎる

ところが、いまどきは「麻婆豆腐」と書いておけばいいものを、

「国産無農薬大豆と土佐のにがりで作った頑固親父の有機丸大豆豆腐の麻婆」

みたいな書き方をします。食材表示が細かすぎるのです。

伝わらない

そんな細かく食材を書かれても、『美味しんぼ』の海原雄山や山岡士郎クラスを除けば、それを判別できる味覚の持ち主など、めったにいません。

偽装として問題となっていたエビの種類だって、それを食べた客から「違うじゃないか」とクレームがあったという話は聞こえてきません。表示と違っていたってほとんど伝わらないわけです。

問題2)「どうでもいい情報」になっていない

ではなぜ、「伝わらない」にもかかわらず、メニューの食材表示が「細かすぎ」へ向かってしまうのでしょうか。

なぜかといえば、現状としてそれが「どうでもいい情報」になっていないからです。

たとえば、ただの「豚肉」料理を食べるよりも、産地やブランド名を冠した「どこそこ豚」を食べる方が、いいもの、うまいものを食べている気になる。そういう層が少なからず存在するのは事実です。

これは生鮮食料品でのケースですが、スーパーへ両親の買い物に付き合ったとき、味覚そのものからは「どうでもいい」と言える情報が、両親にとっては食材選びの大きな基準になっていることを知らされました。

しかしながら、いわゆるブランド豚肉とそうでない一般の豚肉を食べ比べても、判別できる人の方が少ないでしょう。にもかかわらず、メニューにそう書いてあるとより高い満足感を覚えてしまうわけです。

ここに、偽装の入り込むスペースが生まれます。

そういう自分自身も、「豆腐」「豚肉」「エビ」とか以上の細かいレベルで、食材の違いは判別できません。下手すると、エビでないものをエビと誤認するようなことすら、十分にありえます。

ですから「どうでもいい情報」で食い物のよしあしを判断するようなことはしないように自戒しています。

まとめ

一連の「食材偽装・メニュー誤表示」問題の本質は、メニュー表示が「細かすぎて伝わらない」のに「どうでもいい情報を教えてくれる」ことにあります。

より厳密に述べると、問題なのは、「細かすぎて伝わらない」にもかかわらず「どうでもいい情報」であることがまだ“発見”されていないことです。

ですから、アナログタロウさんが「80年代の歌番組の曲紹介」で果たしたのと同じように、2010年代の料理メニューの名前が「どうでもいい情報を教えてくれる」という現実を、1日も早く発見することが必要です。

それが、一連の問題の本質的かつ抜本的な解決目標です。

2020年代に、いやそれを待たずとも、「どうでもいい情報を教えてくれる’10年代の料理メニュー表示」みたいなネタが生まれてくれれば、申し分ありません。

ご静聴ありがとうございました。

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コメント

  1. 政務活動費を偽宗教法人に垂れ流した京都市議もいる より:

    まともに仕事をしない議員と公務員にもの申す。神戸、大阪市は様々な改革を進めているのでまだまとも。京都市の腐敗ぶりはもっと根が深い。醍醐東市営住宅は一応立て前は公開抽選に当選しないと入居できない事になっているが老朽化したコンクリートブロック住宅を建て替える際先ず醍醐中市営住宅を5棟を新築しそこに全世帯入居させた。そこで終わらず、その少し上の丘陵地に醍醐東市営住宅を20棟新築した。その醍醐東市営住宅に一旦中市営住宅に入居して1年半程度しか住んでいない世帯を数件再入居させるという裏技を使った。引越しの度にかかる引越し費用は全て京都市の公費つまり税金である。その東市営住宅には京都市の元正職員が住む。団地の約半分の世帯がペットを飼育。偽装の精神疾患や障害者が殆どその人間達に共益費や駐車場代金を集金させそのうちの4割程度を助成金等と称して一部の人間達に手渡していた。表向きは団地住民の為に使うという事になってはいるが領収書等の報告義務はないので一部の人間にわたる。これら政務活動費を偽宗教法人に垂れ流した市議が庇護する地域での出来事。他にも生活保護を受給し続けベンツ2台所有し山科区に家を建て古い家財道具を公費で処分させた女。深夜に床を鈍器のようなもので殴り続け階下女性宅へ騒音を出す女、偽装障害者は出かける時だけ車椅子に乗り普段は共用廊下に置きっぱなし、犬の予防接種も無料、偽装女は20年以上生活保護を受給し車を所有し週末になると男が出入りし男の黒の大型車は団地の駐車場の来客用スペースにに堂々と止めている。そしてシラをきれるようあらゆる不正不法行為は閉庁後に行われている。それらを黙認しているのはそれらを取り締まるべき筈の市職員も地区出身者が殆どで指定職と呼ばれる係長以上の職員もこの地区出身者が突出している。

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